リビング」タグアーカイブ

【小さくても開放的】リビング片隅のコンパクトなロフト



あまりに素敵過ぎるロフトを発見してしまったので、躊躇無くご紹介しておこうかなと。

ぱっと見、ちょっとイイ感じのワークスペースのあるコンパクト目のリビングという感じなんですが…

リビング・ダイニングのワークスペース.jpg

よく見ると、リビング片隅の上部にはロフトが。
この余りにもさりげない感じ、どうでしょう?
まさかこんなトコロにロフトがあって、上がベッドエリアになっているとは、お釈迦様でもきがつくめえという感じなのでは無いかと…。
コーナーの部分を上手に活かして、単なる長方形のベッドエリアでは無く、ちょっとしたコーヒーテーブルくらいが置いておけそうな余裕のあるスペースに仕上げているトコロが素晴らしいですよね。
寝室とはいえ、ベッドだけしか置けないんじゃちょっと寂しいですもんね。
チェストの側面に打ち付けた3つの木切れのようなモノが梯子代わりなわけですが、このあたりを極限までシンプルな作りにしてあるトコロも良いですね〜。
コレだったら見た目的にもすっきりしてますし、使わないときにも邪魔になったりしないです。
ロフトの下にさり気なく置かれた座り心地の良さそうなアームチェアもイカしてます。
低い天井に包まれたココのエリア、独特の居心地の良さがある特別な空間になってくれそうです。
この作りだったら、天井高も1.4m以内でも十分に開放感も得られそうですし、必要に応じてちょっとした応用を加えれば、日本のほとんどのオタクで難なくロフトのベッドルームが作れてしまうのでは無いかと。
自宅のリフォームプランの一候補としてしっかり記録しておきたいと思います。
( via chic ada )

【奥行きと広がり】両端の屋外スペースと2つの階段



コチラのお宅、テラスとリビングの位置関係というか距離感がなかなか良い感じだなと。

テラスはこんな感じのウッドデッキ張り。
テラスに堂々と置かれたダイニングセットがサイコーに良い感じです。
で、家の中に入って、リビング側からテラスを見てみるとこんな感じ。
リビングとテラスの間の観音開きの扉を開け放っておくと、リビングとテラスはもうほぼ一体の空間になっちゃいます。
テラスとリビングの距離感の近さ、良いですね〜。
こんな感じだと、特別「外に出る」意識も無くテラスに出られてしまうと思います。
屋外空間であるテラスを、リビングやダイニングなどの屋内空間と同じく日常的に使える空間にするためには、屋内との距離感をこのくらい近くするコトが大事なのでは無いかなと。
ちなみにこのお宅、オーストラリア シドニーのボンダイジャンクションに建つお宅なんですが、家のレイアウトもなかなか面白いです。
結構な豪邸なのかと思いきや、それほどでもありません。
ウナギの寝床状の東西に細長い土地です。
1階がリビング・ダイニング・キッチンで、2階にベッドルームが3つ。
土地は幅6m×奥行き20m≒120平方m≒36坪といったトコロでしょうか。
日本でもどちらかと言えば小さい部類に入るくらいの広さですが、オーストラリアという土地柄を考えたら、土地の広さだけ考えたら相当な狭小住宅扱いになる物件なのでは無いかと。
でも、何でだかあまり狭さは感じ無いですね。
先ほどのリビング&テラスが西側で、1階の中心部分はダイニング・キッチンなんですが、逆の東側にもリビングと庭があったりして…。
1階のフロア全体を区切りの無い1つの空間として使って、更に東西双方に屋外スペースを作ってあるあたりが、このゆったりとした開放感のある雰囲気につながってますよね。
しかも、先ほどの西側のリビングにも階段があったんですが、コチラにも階段があって、東西どちら側のエリアからでも2階に上がれるようになってるんです。
土地の両端に作られた屋外スペースに加えて、2つの階段によって1階と2階を立体的に循環できるような動線を確保することによって、ウナギの寝床状の土地の両端から「端」の感覚が無くなってフロア全体に奥行きと広がりをもたせられているのかなと。
このやり方、日本の狭小住宅にも応用出来そうな気がします。
日本でやるんだったら、階段の下もしっかり有効活用する方法とか考えたら更に良い感じに持っていけそうな気が…。