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【コンパクトで開放的】沢山の棚とテラスのあるキッチン



こちらのキッチン、何だかちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

キッチンの向こう側に見えるテラス、良いですね〜。
ややもすると日々黙々と家事をこなすだけの空間になってしまい兼ねないキッチンという空間の一番奥にこんな感じに外に向かって開けた大きな開口部を作ることで、キッチン全体の雰囲気がかなり開放的になってくれます。
それほど大きなテラスじゃなさそうですけれど、ちょっとしたテーブルと椅子でも置いておいて、ちょっと空いた時間に外の空気を吸いながらお茶でも飲んでみたり、もしかして天気の良い日なんかにはここで食事をしてしまうというのもアリかも知れません。
壁面に作り付けられた棚も良いです。
テラスに面した側の壁だけじゃなくて、脇の方までずっと一面棚が作り付けてあります。
こういった作り付け棚があると、必要な道具や調味料をサッと手を伸ばしてすぐに取れる場所置いておけて作業も捗りますし、ちょっとした雑貨なんかもディスプレイしておけて何かと便利です。
キャビネットや戸棚などの「仕舞っておくための収納」も当然一定量は必ず必要なわけですけれど、それ以外にスペース的な余裕があるならば、こういったオープンな作り付け棚を少し大目に作っておくと作業空間としての使い勝手が各段に良くなってくれて良いですよね。
レイアウトなどの関係であまり広いスペースが確保できなかったとしても、作業エリアとしての使い易さと、毎日多くの時間を費やすことになる空間の雰囲気、過ごし易さという基本的な部分をしっかりと考えていくことができれば、コンパクトで使い易いキッチンを作る方法は幾らでもありそうな気がします。
( via SHOOTFACTORY )

【家族の共有空間】リビング脇のワークスペース



ここのトコロ、ワークスペース関係の写真を何件かポストしたんですけれど、もういっちょ続けてワークスペースの写真をご紹介させていただきたいと思います。

たまに、「リビングにワークスペースがあるのって、実際のトコロどうなの?」というご質問をいただくことがあります。
リビングの片隅にワークスペースがあるというのは、要はこんな感じなわけです。
リビングで寛いでいるすぐ横にちょっとしたワークスペースがあって、家族は皆でお茶を飲みながらテレビとかを見てるんですが、あなただけはここでちょっと調べ物をしたり、持ち帰ってきた仕事のExcelとにらめっこしたり、もしかすると年賀状の宛名書きをしたりしているわけです。
僕個人の意見としては、コレ、十分にアリだと思います。
自宅の書斎やワークスペースの位置付けって、サラリーマンの方がたまに持ち帰り仕事をするようなケースと、自営業などで自宅で仕事をしている人とでは当然違ってきますよね。
僕自身のケースで言えば、通常は表に出て働いていて、たまに持ち帰ってきた仕事をしたりするときだけ自宅の書斎で仕事をしているわけですけれど、基本的に自宅で仕事をするときも、何も個室に篭もらなきゃ仕事が出来ないというわけじゃ無いと思うんですよ。
というか、土日両方潰れてしまうような大掛かりな持ち帰り仕事のときなんて、個室に篭っていると却って無駄にWeb上を徘徊しちゃったりして時間を浪費してしまうコトもあったりするんですけど、コレって僕だけなんでしょうかね…(人間、追い詰められれば追い詰められるほど、何でだか関係の無いことをしたくなってしまうらしいですから…。逃避行動というやつでしょうか)。
逆に、「今日は15時まではお仕事するから、それまで待っててね」という風に家族にキチンと話をした上でリビングで仕事をすることもあるんですけれど、この方が、家族に見られているというある種の緊張感と、期限を約束しているという責任感からか、周りに家族が居ても思った以上に集中力が発揮できて一気に仕事が仕上げられたりするんですよね。
自宅で常に仕事をしているような方の場合だと流石に事情がちょっと異なってくるような気もしますけど、それでも本質的にはこういった話と共通する点はあると思うんですよ。
「家族にいちいち話しかけられていたら仕事に集中出来ない」という意見は正しいとは思いますけれど、「今自分は仕事をしていて、それは必要だからやっているんだ」ということをパートナーや子供たちにしっかりと説明すれば、多くの場合は必ず理解が得られると思いますし、こういったステップを踏むコトは、どんな環境で仕事をするかに関わらず、家族という単位にとってとても意味のあることだとも思います。
ちょっと話は違いますが、「親が働いたり勉強したりしている姿を子供に見せるというのは、子供の教育に良い影響を与える」という話も聞いたことがありますしね。
先ほどのリビング脇のワークスペース、別角度から見るとこんな感じになってます。
ワークスペースとセットで大き目の本棚が作り付けてあるトコロが良いですね〜。
多くのサラリーマンの方々にとって、自宅にある書類というのは「仕事の書類」では無く「家庭の書類」なんじゃ無いかと思うんですよね。
家電の取扱説明書や保証書をファイルしたものとか、家族のアルバムとか年賀状とか、もしかすると家のローンや税金関係の書類なんかもあるかも知れませんけれど、こういった類のものって、書斎の本棚よりもリビングのどこかに収納しておいた方が何かと便利ですよね。
そういった意味では、「リビングにワークスペースがあって、その近くに大きな本棚がある」という組み合わせ、効率や動線という意味でもなかなか合理的だと思います。
書斎や子供部屋のための個室を2部屋3部屋と作るんだったら、リビングをその分もう少し広めにしておいて、3〜4人で一緒にゆったりと仕事や勉強が出来てしまうようなカウンターテーブルと巨大な本棚を作り付けてしまうというのもアリなのでは無いかと。
( via Coco Lapine )