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【小さくても狭くない】作業に特化した気持ちの良い空間



大は小を兼ねるとか言いますが、ソレは本当でしょうか?

僕の書斎はこの倍くらいの広さはありますけれど、机の上の空きスペースは常にこのワークスペースよりも狭い状態になっています…。
デスク自体は特別大きいわけでも小さいわけでも無いですが、余計なものが一切置いていないお陰でこの上なく気持ちの良さそうな作業環境が整ってますね。
手書きで書き物とかしたいときには、キーボードをサッと脇に寄せれば、スグに何も無いデスク空間が確保できて最高に気分が良さそうです。
ごく最近ドコかで読んだ話なんですが(誰の話だったか失念しました…。スンマセン)、その方は自宅で仕事をしていて、月曜の朝イチは必ず仕事場とデスク周りの掃除をするんだそうです。
ソレをもう何年も(確か独立して、自宅で仕事をし始めてからずっと、というような話だったと思います)習慣として継続しているんだそうで。
ソレがその1週間気持良く、そして効率的に仕事をするためのポイントの1つなんだ、というような話だったんですが、コレは確かにそうなのかなと。
たった今現在の僕の机の上、こんな感じです。
B5ノートと筆記用具、ノートPCが2台、電話、エアコンのリモコン、タブレット、財布、読みかけの本、(何故か)使っていない液晶モニタ。
作業するために必要なスペースは確保出来てるんですが、常にごちゃごちゃしていて気分が良くないです。
掃除をするのも大変。
そもそも、この中の幾つかは、机の上に置いてなくても良いハズのモノですしね…。
そういう状態になってしまう原因の1つには、スペースがあると、そこにだんだんと余計なモノが置かれていってしまう、というのがあるとは思うんですよね。
とは言え、必要なモノをしまうための必要十分な収納スペースが無いと、モノが溢れかえってしまうのも事実なんですが…。
こういった問題を上手に処理するためのポイントは、
(0)必要無いものは処分して、モノの絶対量を減らす。
(1)机の上には、その時に使用する必要最低限のモノしか置かない。
(2)ソレ以外の必要なモノは収納スペースを確保して、都度収納。
という感じでしょうか。
特に(1)がキモだと思うんですけれど、コレって結局は自分に対してどれだけしっかりとルールを課してそれを守れるかかという話な気もします…。
ちなみにこのワークスペース、実はこんな感じの、お庭に置かれた独立した躯体の中の空間なんです。
本とか資料とかそういったものを全部この中に詰め込もうとしたらこのサイズじゃちょっと厳しいかもしれませんけれど、そういったものを置くのも禁止にして、完全に「作業をするための空間」に特化してしまえばコレでも充分です。
そうやって割り切ることで、この空間をよりシンプルでスッキリした場所にすることも出来そうですしね。
( via inthralld )

【頭上から降り注ぐ光】ガーデンルームの半屋外居室



コチラのサンルームのようなダイニング、何とも素晴らしい感じじゃ無いでしょうか。

天井も壁も一面ガラス張りで、室内に居ながらにしてお庭でのんびりしているかのような開放感を得られそうです。
こんなトコロで毎朝家族揃って朝食とか食べられたら、もうそれだけで人生の重要な何かを達成したようなモノなのでは無いかと。
こちら、イギリスのMARSTON & LANGINGERという、オーダーメイド家具とサンルーム(GLASS GARDEN ROOMというのはサンルームと訳して良いのかどうか、ちょっと自信がありませんが…)を専門とする工房が手がけたお部屋なんです。
コチラの工房の作品、一般的な温室のみならず、上記のようなダイニングや、こんな感じのキッチンなど居室用のサンルームが数多くありまして、かなり面白い感じです。
常に音楽でも流しながら、一日中料理をしていたくなるような感じですよね。
1年を通じて雨が多くどんよりとした天気の日が多いイギリスならでは、という感じなんでしょうか。
でも、強烈に暑い夏を持つ日本では、正直なトコロちょっと現実的じゃないですかね。
日本の気候に併せるためには、真夏の南中高度の高い光を遮りつつ真冬の低い位置を通過する太陽の光を取り入れるようにする必要があって、昔ながらの日本家屋の庇的な作りが1つの対応策になるわけですが、この作りじゃ完全にその真逆という気もしないでも無いですし…。
あ、でも、もしかしてこのガラス屋根の上に、夏場に葉っぱが生い茂る落葉樹とか、藤棚とか、そういったものを作ればイケるかも…?
掃除やメンテナンスが大変そうではありますけど…。
と思っていたら、ブラインドが付いているパターンもありました。
コレなら大丈夫そうです。
このリビングも相当気持ちが良さそうですね。
あんまり大きなサンルーム的スペースを作るというのは色々と大変そうだし現実的じゃ無いかもしれませんけれど、庭と屋内をつなげる前室的なちょっとしたスペースくらいだったら充分アリかも。