幅2.5m×奥行き5mといったところでしょうか。

あまり広々とした空間で無いのは確かですが、例えばここが、狭小目の住宅のリビングだとしたら、広さなんて関係なく、お気に入りのスペースになってしまうのではないかと。

確かに広さは無いですけれど、奥のドアから庭にそのまま出られる、というレイアウトが、この空間のイメージ的な広さを何倍にも拡げている様な気がします。

天井も斜めですし、部屋の幅も狭くて、言ってみれば「多少圧迫感がある」様な空間だと思うんですが、その圧迫感によって、却って奥のドアとその向うにある庭に意識を向かわせてくれているような。

その結果、狭い空間なのに、室内にいても庭の開放感が伝わってくる空間になっている様な気がします（すんません、ホントは何もわかってません・・・）。

庭に続くドアの横に置かれた小さなワークデスクもいいですね。

日当たりの良いこの窓際に置かれたワークデスクだったら、部屋の狭さ、机の小さなんかモノともせずに作業に没頭できてしまいそうです。

でも、すぐ庭に出たくなってしまうかもしれませんけど・・・。

Photo ©craiggirling

こちらのお宅なんですが、

何かちょっと面白い感じじゃ無いでしょうか？

僕の個人的な感じ方の問題なのかもしれないんですが、庭と直結したかの様に全開放扉の口を開けるリビングなのに、そこに大きな作り付けの本棚がある、というあたり、何だかスゴいギャップがあって面白いと思います。

リビングをココまで庭に「近い」感じの空間にするんだったら、設置するのは巨大本棚ではないのでは？という様な・・・。

庭の芝生の上で本を読まなければいけない気にさせられそうです・・・（決してネガティブな印象ではありませんよ）。

Photo ©tommerton2010