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【入り口の上の秘密基地】包まれ感のあるロフトベッド



ごく近い将来に必要になるであろう子供部屋の計画についてたまに考えるんですが、こういうのも良いかなとか。

ウチは今のところ子供2人なので、2段ベッドというのも選択肢としてはアリなんですが、こんな感じの簡易ロフトベッドみたいなのを作ってしまうのも面白そうですよね。

切妻屋根の形状がそのまま浮き出た斜め天井が独特の雰囲気を醸し出してくれていて、ややもすると相当な圧迫感を強いられてしまいそうな天井の低いスペースを、包まれ感と不思議な落ち着きのある、居心地の良さそうな空間に仕立て上げてくれています。

入り口のドアの上に作られているという作りがまたちょっと面白いですね。
このロフトベッドの上にいたら、ドアを開けて表から部屋を覗き込んでも、部屋の中に人がいるのかどうか一瞬よく分からないですよね。
実際の雰囲気はこの場に行ってみないとよくわかりませんが、なんとなく秘密基地風な感じが。
子供はこういうの好きなんじゃないですかね(僕も好きですが)。

この作りだったら将来的には本来のロフト空間として収納やその他の用途にコンバートすることも簡単ですしね。

子供部屋計画の有力な候補の1つとして記録しておきたいと思います。
( via REMODELISTA )

【明るく開放的】大きな斜めの窓があるダイニング



以前にも似たような窓をどこかでご紹介したことがあるんですが、こういう斜めになっているリビングとかダイニングの窓って、なかなか良い感じだと思います。

壁が斜めになっているというのが空間として使い易いかどうかというのは別として、こういう窓って、居室の雰囲気とか開放感とか明るさとか、そういった面では結構優れている気がするんですよね。
まず第一に、このくらい思い切った大きな窓を作っておくと、窓全体が居住空間の上にかぶさった感じになります。
そうすると、居室全体に「斜め天井の包まれ感がありつつも開放的もある」という面白い雰囲気が生まれて、一粒で二度美味しい的なオトク感を味わえてしまうのでは無いかと。
そして次に、窓自体に角度が付いていることによって、外部の水平方向及び下方向からこの窓を見たときの「見た目の面積」が小さくなりますので、外部からの視線を遮る効果も得られてしまいます(簡単に計算してみますと、仮に壁が60度の角度で立っていた場合、実際の窓の大きさと水平方向からこの窓を見た場合の見た目の大きさの面積比は”2:√3″になるワケで、ヘリとか窓枠とかそういったものを考えなくても、外部からの視線を15%近くもカットしてくれるわけです)。
しかも窓自体に角度がついている分、普通の窓に比べてかなり多くの光が室内に注ぎ込みますので、天窓並とまではいかなくとも、居室内がかなり明るくなる効果も望めてしまうわけで。
住宅地の場合、北側車線や道路斜線の関係で建物や天井の一部が削られてしまうということも珍しく無いですけれど、そこを逆手にとってこんな感じの窓を作ってしまえば、アイディア一つでデメリットをメリットにしてしまうことも可能なのかなと。
ただし、斜め上からこの窓を覗き込まれてしまうと、垂直に立っている普通の窓よりもより外部から見えやすくなって丸見えになってしまうということでもあるので、周辺環境や立地条件についてはよーく検討することをくれぐれもお忘れなく。
( via designboom )