今更ながらにハッキリと認識したんですが、こういうのって結局コントラストっつーことですよね。

相応の時を経て褪色した板張りの内装と、それと全くの対極を成すような真っ白なデスクとチェア。

この特徴の差が際立っているからこそ面白くて、それが日常空間の中に普通にあるからこそ毎日ちょっと嬉しいわけです。

だから、真っ白なデスクじゃなくてアルミの筐体に包まれた何かやビビッドだったりポップだったりする何かなんかでも良いわけで。

そう考えていくと、真っ白やアルミやビビッドやポップは幾らでも探せる気がしますが、組み合わせの「もう片方」は探してもそうそう見つかるものじゃ無いわけで、運良く見つかっても実使用に難ありだったり、機能/性能面がイマイチだったりとなかなか一筋縄ではいかないわけです。

今後こういうのを狙うときには、素晴らしく際立った「もう片方」を探すことを今まで以上に念頭に置いていきたいかなと。

( via ALESSANDRO PASINELLI )

コチラのダイニングキッチンの写真、よ〜く見ていただいてもそれでも恐らく分からないだろうとは思いますが、ちょっと普通じゃ無い「あるもの」が写り込んでるんです。

場所は冷蔵庫の右側あたり。

冷蔵庫と、壁に貼り付けられた”KÖK”のアルファベットオブジェとの間に写っている小さなグレーの突起物。

コレは一体何なのかと言いますと…。

引出しなんです。

壁をくりぬいて、そのままそこに埋め込まれた引出し。

大好物です。

( via Alvhem Mäkleri och Interiör )