遊び心」タグアーカイブ

【サイクルが回る動線】ランドリールームに隣接するシャワー付きの勝手口



こういう写真、見てると何だかちょっとワクワクしてきません?

シャワーの設置されたランドリールーム直結の勝手口

外でたっぷり遊んできた後は、ここでシャワーを浴びて、汚れたものはざっと流してからそのまま洗濯機に放り込んで。

こちらのお宅、アメリカ東海岸 ジョージア州タイビー島のビーチハウスなんですけれど、別に海沿いに住んでるわけじゃなくても、自宅にこんな勝手口が作ってあったら、汚れとかも気にせずに子供も大人も一緒になって遊べちゃいそうで良いですよね。

 

それにしても、こういう写真をみると、家を建てるにあたって動線をしっかりと設計するのって大事だし、何よりも面白いテーマだよなということを改めて考えさせられますね。

以前にある大工さんから、ご自宅のレイアウトについて、「玄関のすぐ隣に浴室とランドリーエリアとクローゼットを全部まとめて作ってあって、仕事から帰ってきたら汚れた仕事着を玄関脇で脱いで、そのままお風呂に入ってさっぱりしてから家に入る」という話を伺ったことがありまして、その実に理にかなった動線設計が素晴らしいなと思ったことがあったんですけれど、このレイアウトもそれに近いものがあるかなと。

動線の話って、素人である施主さん側からすると、建築家や工務店、ハウスメーカーの担当者が考えてくれることのような気もしちゃいますけれど、これってまさに、住む人の生活と願望が家の中に如実に現れた部分になるはず/なってくれなきゃ困るはずなわけであって、家を建てるときに何を考えるって、まずはこの部分をみんなで一緒になって考えるようにしなきゃならないはずなんですよね。

 

ちなみにこちらのお宅は屋内にもバスルームが2つ作ってありまして、1階の勝手口に近いエリアにはこんな感じのシャワーブース付きのバスルーム。

1階のシャワーブース付きのバスルーム

1階のシャワーブース付きのバスルームのシャワーブース

 

それ以外に、2階にも、立派な化粧台も置けるゆったりとしたバスルームが。

2階のゆったりとしたバスルーム

2階のゆったりとしたバスルームに置かれた化粧台

 

こんな感じにバスルームを2つも作るというのは流石にちょっと贅沢過ぎる気もしますけれど、レイアウトをしっかりと考えれば、1つでも別に大丈夫ですしね。

例えば、勝手口の脇にランドリールームとお風呂、ついでにクローゼットもそこに隣接。クローゼットには、ランドリールーム側からの出入口と、それ以外にもう1つ別の出入口を作っておいて、そこでメインのベッドルームと接続できるようにしておけば、遊ぶときだけに限らず、「着替えて出かけて→帰ってきて着替えて(お風呂に入って)→洗ってしまって→(お風呂に入って)着替えて出かける」という一連のサイクルが、このエリアだけで完結して回せちゃいますかね。

でも、こういう動線の話を突き詰めていくと、やっぱり、余裕のある土地に平屋で建てるのが良いなという話になっていくんでしょうか……?

階段をフロアの間を立体的に接続する効果的なアイテムとして使ったレイアウトにできれば、そこら辺の問題も上手に解消できて最高なんでしょうけどね〜。

( via RETHINK DESIGN STUDIO )

シンプルで雰囲気抜群なウッドデッキのテラス



もしも仮にこれから新たに家を建てるとして、コンパクトでも良いので、庭を自由に考えて作って良いとしたら、こんな感じのテラスを作ってみたいかも。

テラス屋根のハンモックのあるウッドデッキのテラス

4畳くらいのコンパクトなウッドデッキスペースに、パーゴラというのとはちょっと違うんでしょうけれど、シンプルなテラス屋根。

特に贅沢な屋外家具なんか用意しなくても、方角と設備の組み合わせをしっかりと検討して、真夏の日中、高い角度からの日差しはきっちり遮ってできるだけ涼しく、冬は逆に、西日まで含めて日差しを最大限に活用できるようにしておいて、真冬でも天気が良ければ日向ぼっこができるような感じにできたら最高かなと。

ハンモックをぶら下げるためには、基礎も含めてしっかりと作っておく必要がありそうです。

 

目隠しの木製フェンスにはキャンドルホルダ。

テラスの目隠し板に取り付けられたキャンドル台

 

照明とキャンドルを組み合わせてライトアップすれば、夜も屋外ライフを存分に楽しめちゃいます。

照明とキャンドルでライトアップされるウッドデッキのテラス

ここで星空を見上げながらワインでも飲んじゃったりしたら、他に何も無くても、それだけでもう最高じゃ無いですか?

 

こういうの見ちゃうと、庭やテラスって別に広さとか贅沢な設備とかは全然必要なくて、ちょっとしたアイディアと、それを実行するための力が大切なんだなというコトを改めて感じさせられちゃいますね〜。

( via NORDIC DAY )