もしも中庭のあるお宅を建てるなら、是非ともそこに雰囲気のある木を植えてみたいですね。
新緑の間から降り注ぐ木漏れ陽の差し込むベッドルーム。その向こうにはリビング。中庭の中央に木があるお陰で、2つのエリアが直接的につながり過ぎない程よい距離感を保つことができていて、それゆえに、中庭を含めたスペース全体が1つの空間としてまとまってくれてますよね。
こちらの庭に植わっているのはプルメリアでして、樹齢100歳にもなるものなんだそうで、そう言われて改めて見てみると、その枝ぶりにも、ものスゴイ味があるような気がします。でも、別にそんな特別な木じゃなくても、落葉樹の低木で、花を咲かせるもの、紅葉するものなんかから2〜3選んで植えておけば、春先から夏にかけては強い日差しを遮って日陰を作ってくれますし、秋になると葉を落として光を通し、季節の折々に花や紅葉を楽しみながら、自宅に居ながらにして四季の移り変わりを日々感じて過ごすことができたりして素敵かなと。
日陰の下に屋外用のベンチとテーブル、なんてもの当然良いですが、シンプルに厚手のマットレスを直置きして、避暑地のデイベッド的なエリアを作ってしまうというのも良いですね〜。
これは別に中庭に限ったことでは無いのかも知れませんけれど、庭のあるお宅を建てるのであれば、そこに木を植えたいか、植えるのであればどんな木を植えたいのかをじっくりと考えていくことで、庭を含めた家全体をどんな空間にしたいのかまでが自ずと決まってくるような気がします。
これから家を建てるご予定のある方で、庭が欲しいな、とお考えの方がいらっしゃいましたら、そのまだ見ぬ庭に植わった木について、イメージを膨らませてみるというのはいかがでしょうか?
( via the generalist )
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【屋内みたいに使えちゃう】コンパクトなベランダに作り込まれた寛ぎの屋外ダイニング
こんな感じの屋外ダイニング的スペースはいかがでしょう?
こちら、ブラジルの首都 サンパウロに建つマンションのベランダの風景なんですが、屋内と何ら変わらずにゆったりと寛げちゃう感じの空間を屋外にまんま作り込んじゃうこのセンス、素敵ですね〜。
縦2.5m×横1.5m程度、広さにしてわずか2畳ちょいのコンパクトなベランダですけど、壁際には2口のコンロまで据え付けてあったりして、ちょっとお湯を沸かしたり、簡単な調理程度ならば、屋内のキッチンまで行かなくても、ここでできるようになってたりして。屋根があると、ある程度までであれば天候にあまり左右されずに屋外スペースを利用することができますし、耐候性を考慮して選べば、屋外家具のみならず普通の家具でも使えますから、スペースの利用方法の幅もかなり広がってくれるのではないかなと。
ダイニングの隣のリビングの、そのまた隣に屋外ダイニング。
こういうスペースの作りこみ方、マンションだけに限らず、一戸建てにちょっとした屋外空間が欲しい場合なんかにも普通に応用出来ちゃいそうですし、自宅でのんびり過ごす休日のひとときを、より楽しめるようにするためのアイテムの1つとして、是非とも引き出しの中に入れておきたいかなと。
( via VITACON )