出っ張ったり凹んだりしてる部分を活かして、こういうスペースを作り込んじゃうというのもありですよね。
空間って、ある程度以上の広さが確保できているなら、正方形に近いほうが縦横問わず自由にレイアウトできますし、何かと使い勝手がいいかなと思ってます。でも、実際には、構造や設備の関係で何かが張り出してきてしまったり、どこかしらに変則的な形になっている箇所があったりするというのが一般的なのかなと。
で、そういう部分が、使いづらくてダメなスペース、無駄なスペースになってしまうのかと言えば、一概にそうとばかりは言えなくて、そこに合わせた相応の使い方を割り当てることができれば、それはそれで普通以上に素敵なスペースとして作り込むことだって可能なわけで。
床に直接、というのもいまどきは結構珍しいですけど、ものすごく落ち着いてぐっすり眠れそう。これはこれでよろしいのではないかと。
ちょっとした作業用のできる小さなワークスペースや、子ども用の勉強スペースなんてのもありかも。こじんまりとしてる分、作業に集中して没頭できそうです。
お部屋の凸凹を活かすこういうアイディア、レイアウトを考える際の候補案としてプランの引き出しにストックしておくと、「自宅に少し変わったおもしろいスペースが欲しいな」と思ったときに、いろいろとイメージを膨らませたりするのにお役に立ってくれると思います。
僕の引き出しにも、「自宅用」タグを付けてストックしておきました。
( via PBteen )
「ベッドルーム」タグアーカイブ
【緩くつながるおもしろさ】作り付けの巨大本棚と半ロフト的ベッドルームのあるリビング・ダイニング
こちらのお宅、作りが素敵だなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
こちらがダイニング。正面とサイドの壁面に、上部をいっぱいに使った作り付けの巨大本棚が2つ。
このサイトでも幾度となくご紹介してきたこういう作り付けの巨大本棚、いいですよね。これだけのサイズがあれば、何度も繰り返し読みたいお気に入りの文庫本や、ムック本など長期的に保管しておきたい類いの雑誌、家族の写真や書類など、ありとあらゆるものが収めておけそうです。
ダイニングの横には、ゆったりとした作りのシックな革張りソファとガラスのローテーブルを置いただけのシンプルなリビングスペース。
そして、このリビング・ダイニングの向こう側には、半フロア上がった作りの、こんな感じのベッドルームが。
空間としてはひと続きでも、それぞれのフロアの高さが微妙にずれつつ緩くつながったこういう感じ、ちょっといいですよね。落ち着いて気持ちよく眠れそう。
同じ広さのスペースでも、フロアのレイアウトやスペースのつなげ方1つで、その中におもしろさや広がりを作り込むことができるわけで。
こちらのポストを御覧いただいている方の中で、「家の中に遊び心のあるスペースが欲しいな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、リビング・ダイニングのメインスペース+その向こうにスキップフロア的につながるベッドルームの組み合わせ、今度の模様替えやプチリフォームの際にでも試してみてはいかがでしょうか。
( via A CUP OF JO )