ロフトや、斜線制限などの関係で出来てしまった勾配天井の下のスペースを使って作った、こんな感じのコンパクトなワークスペース、良いですよね。
でも、こういうスペースの使い方の選択肢として、敢えてゴチャゴチャとモノを置かずに、ただただ落ち着いて読書に没頭できそうなシンプルなリーディングヌックにしてしまうという手も、これはこれで憧れるものがありますね〜。
こういう家具もモノも無いスペース、意識して確保していかないと、作れないですよね。家の中って、放っておいたらいつの間にかどんどんモノで溢れていっちゃいますから。
上記の写真、どちらも同じお宅の中の一画なんですけれど、最初の写真のワークスペースも、現在に至るまでに色々な変遷を経てまして……。
当初は、座り心地の良さそうなコンパクトなソファを置いた、包まれ感のあるこんな感じのスモールリビング。
コレも良いですね〜。斜め天井下の包まれ感で、ものすごく落ち着いて寛げそう。
ソファの代わりにアンティークのテーブルと椅子を置くと、シンプルなワークスペースに。
そして、もう少し色々と設備を充実させた結果が現在の状態。
勾配天井の下って、大きな家具が置けないので使い方が難しい部分もありますけれど、独特の雰囲気を上手に活かす事ができれば、アレンジ次第でいくらでも面白い感じのスペースにすることが出来て面白いですよね。
( via helt enkelt – #1 , #2 )
「リビング」タグアーカイブ
【手を掛けるのが楽しそう】仕切りの無い大空間ロフト
倉庫をリノベーションしたこういうロフトハウス、チャンスがあれば一度住んでみたいですよね〜。
1階はリビング・ダイニング・キッチン。
スペースの中央は大きな吹き抜け。1階には、玄関とキッチンスペースの間の壁以外、一切仕切りが無く、ただひたすら広大なスペースを家具と機能が分割しています。
階段を上がった上は、建物中心の吹き抜けをぐるりと取り囲む形の中二階的なフロアで、ベッドルーム、バスルームとラウンジ的なスペースに。
このフロアにも壁はほぼ無く、バスルームですら、申し訳程度の間仕切り壁の向こうにバスタブを置いて、間仕切り壁とその延長線上に配置されたキャビネットでスペースが分けられているだけという……。
洗面台はちゃんと2つ。鏡も2セット用意して、その間に大振りなシルバーボール。
この家に住んで何が楽しいって、こういう部分が楽しそうですよね。
家自体は仕切りもスペースの割り当ても無いそっけない大空間。しかし、だからこそ細かいところはいちいちしっかりとこだわって行くという。
手間が掛かって仕方が無さそうな気がしますけれど、そもそもが単なる箱でしか無いような家なわけで、こういうコトをするつもりが無いんだったら、こんなところに住んでも面白く無いですもんね。
手間は掛かる、冷暖房は効かなくて光熱費は嵩む、全部開けっぴろげでプライベート空間も無い、でも住んでみたい、という感じでしょうか。
少なくとも、自由と開放感はありそうです。時間と忍耐力があれば、おじさんでも住めるかな。
( via yatzer )