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【閉じた時が大事】大きな引き戸のあるリビング



こういうの、アイディアとしては十分アリだと思うんです。

リビングに面した引き戸。
結構立派な戸が4枚。この戸の向こうには何があるんでしょうか。
引き戸をガラリと開けますと…。
中にはテレビが。
テレビって結構存在感あるんですよね…。
夜家に帰ってくると無意識にリモコンに手を伸ばして見てしまうという方も珍しく無いと思いますし(斯く言う僕もそうですが)、大きなテレビがあるとその部屋全体が「テレビの部屋」みたいな感じになっちゃったりもします。
テレビを頻繁に見る人なら別に気にもならないのかもしれませんけれど、こういう「いつもは仕舞っておいて、見るときだけ手軽に出せる」というやり方はなかなか宜しいのでは無いかと。
プロジェクターとかサラウンドシステムとかの大掛かり目な機器類をココに収納して、使わないときには完全に隠してしまうというアイディアなんかも良さそうですし、家電に関わらず、ごちゃごちゃしがちな小物類の収納棚や本棚なんかをこのクローゼットの中に入れてしまうというのもアリかも知れません。
このクローゼット、もしもホントに作るとしたら、その際重要になるポイントは間違いなく「戸」ですね。
実は僕のウチにもこんな感じの大きな引き戸で閉じられるようにしてあるエリアがあるんですが、正直言って引き戸そのものがイマイチなんですよ…。
つるっとしたオフホワイトのメラミン化粧板の引き戸でして、家のインテリア全体の雰囲気とは完全にマッチしてるんですが、やっぱそれだけじゃダメだったかなと…。

余りにもデザインに凝らなさ過ぎたせいで、閉じておくと何だかちょっと寂しい気分になっちゃうんですよね…。
これだけの存在感のある戸を何枚もまとめて入れるからには、そこにはしっかりとしたデザインや遊び心が発揮されてしかるべきだったなと今更ながらに思いますが、後悔先に立たずとはまさにこのこと。
だいたいいつも開けてます…。
( via delikatissen )

【小物置き場超充実】段違いの棚に飲み込まれたキッチン



コチラのキッチン、壁面に作り付けられた沢山の木の棚がかなり良い感じなのでは無いかと。

ギラリと鈍く輝くステンレスと木の素材感の対比が良いですね〜。
この棚、かなりこだわっちゃってると思うんですよ。
普通キッチンに棚を作るなら、程よいスペースを見つけてそこにデーンデーンと2段、またはスペースが許すならば3段、横長の作り付け棚を作っちゃったりすると思うんです。
でもこのキッチンの棚、全然違いますから…。
まず奥側。
太めの柱の周りに柱を取り囲むようにして棚を3段。
敢えて横長にせず、しかし柱の幅に合わせるでも無く、手前側をメインのスペースにしつつもサイド側にも幅7〜8cmくらいのスペースを作ってます。
そして手前側。
奥の3段の棚とは敢えて高さを違えて2段。
下の段の棚はレンジフードの上部と高さを合わせつつ、上の段の棚はレンジフードに貫かれた形で横長に一段。
もっと手前側から見るとこんなになっちゃってるんです。
手前から奥まで続く段違いの5段の棚に、完全にキッチンが飲み込まれてしまっているような気が…。
手前と奥を段違いにすることで、手前側のメインの作業エリアには低い位置に棚を作らずに奥側のエリアのみ3段の構成にできているわけですが、細かい部分のモロモロは相当狙っていかなければこんな作りに出来ない思うんですよね。

ココまでやられてしまうと、自他共に認める棚フェチの僕としても正直良いんだか悪いんだかが良く分からなくなってしまうんですが、コレだけのスペースがあれば少なくとも日常使いの道具類や調味料を置いておくスペースには困らずに済むのでは無いかと。