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【計画性の産物】キッチンの柱周りの作り付け棚



コチラのキッチンの柱の周りに作り付けられた棚、何だか妙に印象に残ったのでちょっとご紹介しておこうかなと。

それほど奥行きは無いですけれど、一辺40cmはあろうかという柱の周囲をぐるっと取り囲んで、しかも4段も作っちゃってますので、実際の収納力としてはなかなかのものなのでは無いかと。
何でこの棚がそんなに印象に残ったかと言いますと、実は僕のウチのキッチンにある棚とちょっと似ているからなんです。
と言っても、僕のウチのキッチンには柱は無くて、代わりに耐力壁がありまして、その壁に「ちょっと棚でも作っておいたら便利かな」ということで、こんな感じの幅60cm、奥行き30cmくらいの棚を取り付けてあります。
今のところ、使用頻度の高いグラス類とコーヒーメーカーを置くためのスペースとして利用してるんですが、コレがなかなかどうして、作る前に想像してたよりも遥かに便利で重宝してまして…。
で、今でもたまに考えさせられてしまうのが、「だったら、家を建てる段階で、もっときっちりした3段くらいの棚を作り付けておいたら、さぞや便利だっただろうな…」ということなんです。
幅も位置も高さも、この場所での使い勝手が最大限に良くなること目指して計算して、棚板の材質や色、厚みとかそういったことも徹底的に検討した棚…。
中年オヤジが思いつきでDIYした棚でさえコレほどまでに使い勝手が良いわけですから、そんな風にきっちりと計画して大工さんに作り付け棚を造作しておいてもらったら、使い勝手も見た目もまさに別次元だったのでは無いかと。
想像するだけでも興奮を禁じえませんな…。
コチラのお宅のキッチンの棚を見てたら、そんなコトを思い出させられてしまったんですよ…。
便利さとか見た目の良さとか、結局のトコロ全てはきっちりとした計画性がもたらしてくれる成果なんですよね〜。

【シンプルで心地良い空間】書斎の作り付けカウンター



コチラの書斎、ちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させて頂きます。

壁面一杯に限界まで大きく口を広げた窓と、その下の、これまた壁の端から端まで作り付けられたカウンターの組み合わせが素晴らしく良い感じですよね。
横幅2mちょいといったトコロでしょうか。
全然広々という感じじゃないですけれど、シンプルで居心地が良さそうで、何だかとっても良い雰囲気なのでは無いかなと。
こういうカウンターを見てるとつくづく思うんですけれど、やはり大工さんの仕事ってイイですよね。
この作り付けカウンターに代わるようなものって、いくら足繁く家具屋に通ってもなかなか見つけられないと思うんですよ。
でも、家を建てる段階で各部屋のレイアウト詳細までしっかりと決めて、「ここにこんな感じのカウンター作ってね」「天板はちょっと良い感じのモノを張り込んじゃってね」と大工さんにお願いをしておくことさえ出来れば、先方はプロですから、チョチョイのチョイでこんな感じの素晴らしいカウンターを造作しといてくれちゃうわけです。
「将来的には模様替えしたいかも」とかそういう可能性があっても、必要に応じて取り外せるような作りにしておいてもらえば良いわけですしね。
あ、それの応用で、部屋の形状を正方形にしておいて、四方の壁全部にロイヤルか何かの棚柱金物を埋め込みつつ、着脱式のカウンターも取り付けられるようにしておくというのはどうでしょうかね…。
そこまでやっちゃうと、ごちゃごちゃし過ぎちゃってこのシンプルな雰囲気の良さが失われちゃいますかね。
やっぱ、計画性って何よりも大事なんですよね。
( via the guardian )