こちらのツリーハウス、作りや雰囲気がとても素敵だなと思ったので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。
内部はわずか20平米程度の広さ。その大部分をリビングに割り当て、上部には天窓付きのロフトのベッドルーム。
サイドの壁面にはカウンターテーブルを造作して、小さなダイニングスペースに。
そして、外には広いベランダまで作ってあったりして。
ツリーハウスというと、一般的には1本の木を支柱にして作られたものが多いようですけれど、このくらいたくさんの木を使って作ってあると、強さや安定性が確保できるのもさることながら、こんな感じに周りにいろいろ作り込めていいですね。
躯体の中央を貫いて支える支柱を、そのままロフトに上がるための梯子にしてあるところがまたおもしろいですよね。
こういうアイディア、普通のお宅にロフトを作るときにも応用したら、階段が無い分、省スペースで簡単に作れたりして良かったりするのかなと。
まあ実際には、危ないは、荷物は上げづらいはで、不便な面も多々あることは確かでしょうし、そういった意味では、小さいお子さんのための子供部屋とかそういったスペースとして使うわけにはいかないんでしょうけれど、大人のための部屋、例えばお父さんの書斎とか、趣味のスペース的なものだったらこういうのもありですよね。
普通の住宅の間取りでいうならば、ちょっと大きめのリビング・ダイニングにロフトのベッドルームと広めのベランダがついた、一風変わったワンルーム、といったところでしょうか。コンパクトなスペースを有効活用して、自宅に面白さのある空間を作り込んでみたいなとお考えの方がいらっしゃいましたら、こういうお宅を参考にしつつイメージを膨らませてみると、いろいろとおもしろいアイディアが生まれてくるかもしれませんよね。
( Photos #1-#4 via Voice of Nature , #5 via green line ARCHITECTS )
「天窓」タグアーカイブ
【お父さんの隠れ家スペース】最上階の勾配天井の下に作られた大きな天窓付きのロフトのベッドエリア
こういう隠れ家的なスペース、自宅に欲しくないですか?
地上3階、地下1階、全4フロアの建物の最上階、勾配天井の下のスペースに作られた、大きな天窓付きの開放的なロフトのベッドエリア。
サイドには、壁面一杯の大きな造作本棚。
天井に埋め込まれた天窓から見下ろす街の風景。
勾配天井の下の独特の包まれ感に、大きな天窓を組み合わせたこの絶妙なこの雰囲気、いいですね〜。おひさまの下でお昼寝とかひなたぼっこもいいですけれど、個人的には、雨の降りしきる休日の午後、どこにも出かけずに、こういうところで独りゴロゴロしながらお気に入りの長編小説を読みふけったり、みたいなのもサイコーだと思うんですよね。
これからお家を建てるご予定のある方で、最上階の屋根の下に、ちょっとしたスペースの隙間を見つけることができた幸せな方がいらっしゃいましたら、家族に内緒で、こんな感じの「お父さんのための隠れ家スペース」、建築士さんや工務店さんにご相談してみるというのはいかがでしょうか。
( Photos #1,#4-#5 via HomeDSGN , #2-#3 via Vanden Eeckhoudt )