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【ぐっすり眠れそう】布の張られた斜め天井の下の寝室



このベッドルームの雰囲気、ちょっと良い感じだなと思いまして。

布の張られた斜め天井の下の屋根裏のベッドルーム

何が良いって、単純に、斜めになった天井の下というだけでも、何だか包まれ感のようなものがあって、落ち着いてぐっすり眠れそうな感じがするわけですが、そこに加えて、天井に布が張ってあるところがまた良いですよね〜。

言葉で表現するのがちょっと難しいんですが、包まれ感に、柔らかさのようなものが更に追加になると言いましょうか、何と言いましょうか……。

 

こういうアイディア、世間一般ではそれなりに知られたものなのかどうかよく分からなかったんですが、気になったので調べてみたところ、こういうことをやってる方、意外と沢山いらっしゃるみたいで。ただし、僕が見つけたのは、照明の下にのエリアに布を張って、布を通した柔らかな光を間接照明的に使うような目的というパターンが多かったみたいですけれど。

でも、なんにも無いところにこんな感じに布を張るというのも、それはそれでありですよね。

 

天窓の下にこんな感じの布を張れるようにしておくというのもありかも。

天窓の何倍も大きな、天井全体を覆えるくらいの布を張って、そこに太陽の光が不規則に反射するのを楽しんでみたりするのも面白そうですし、もしかすると、遮光素材の布を組み合わせてみたりすると、天窓を介した換気性は保ちつつ、光の流入を上手にコントロールできて、「自然換気で夏場も涼やかな天窓の下のベッドルーム」みたいなを作れちゃうかも?

( via Artistic Odyssey )

【スペースのつなげ方】傾斜地に建つスキップフロアの家



こちらのお宅、傾斜地に建ってるんですが、作りが面白いかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。

 

庭に面したこちらのサイドが最も低いエリア。

傾斜地に建つスキップフロアの家の外観1

切妻が連なった形の建物の中央部にあるのが正面玄関です。

 

平面図で見るとこんな感じ。

傾斜地に建つスキップフロアの家の図面

右側のフロアが子供部屋とリビングスペース。左側のフロアがラウンジ。その間をつなぐ中央のフロアがダイニング・キッチンというレイアウト。

 

正面玄関から入ると、まずはダイニング。

傾斜地に建つスキップフロアの家のダイニング

 

その奥がキッチン。

傾斜地に建つスキップフロアの家のキッチン2

 

ここから右のリビングリビングエリアへは、5段の階段でスキップフロア状に接続。

傾斜地に建つスキップフロアの家のキッチン1

 

ダイニングの左手のラウンジスペースへも、同じく3段の階段でスキップフロア状に接続。

傾斜地に建つスキップフロアの家のダイニングからリビングを

 

一番低いダイニング・キッチンエリアを中心として、その周辺を、少しづつ高さの違う各スペースが取り囲んでいるような配置になっているわけです。

 

北西方面(正面向かって右)からの立面図はこんな感じ。

傾斜地に建つスキップフロアの家の北西からの立面図

結構な傾斜です。正確な数値はわかりませんでしたが、建物奥行きを約10mとして計算すると、約1.5m程度は高くなっていると思います。

 

ちなみに、奥の駐車場とつながる裏玄関へは、更に10段ほどの階段を上ってから出ます。

傾斜地に建つスキップフロアの家のキッチンの向こうのリビング

1階から入ったはずなのに、奥に行くにつれて少しづつ高い場所に持ち上げられて行って、そして、いつの間にかまた1階に戻っているという。

 

こういう空間のつなげ方って面白くて良いなと思うんですけれど、単なる平地では無く傾斜地だからこそ、こういった作りが自然にできるという面白さがあるのかなと。

 

もしもこのくらい傾斜がある土地に家を建てるのであれば、こういったスキップフロア的なアイディアを取り入れつつ、思い切って地下室も作ってしまうという手もありかも知れませんね。

地下室は、建築費用が高くついたり、換気や排水排水関係の考慮が必要だったりと、費用と手間が掛かるのも確かですけれど、一定の基準を満たせば容積率不算入にすることも出来ますので、スペースに余裕を持たせることができるようになりますし、防音性が高かったり、周囲の温度変化の影響を受けづらかったりというメリットもあったりします。

地下室を作って、楽器の演奏もできるような趣味の部屋や、ウォークインクローゼット、パントリー的なスペースに割り当てたりしてみると、色々と家で楽しめる趣味の範囲が広がって楽しいかも?

( via Home Adore )