このベッドルームの雰囲気、ちょっと良くないですか?
梁の出た斜めの天井に天窓が1つ。勾配天井の持つ包まれるような感じと天窓の組み合わせって良いですよね〜。
まあ、ベッドルームの天井にこんな感じの天窓を作る場合には、朝日の差し込む方向とかをよく調べて検討してからにしないと、「夏場は朝6時前から蒸し風呂状態」みたいなことにも成り兼ねませんから、そこら辺には少し注意が必要ですけれど。
枕元の上に作られた室内窓も良い感じ。
こういう室内窓、1つ作っておくと通気・通風も良くなりますし、作り方によっては、ちょっと奥まった、光が届きづらいようなエリアにも、外部からの光を届けて採光を改善することも出来ます。
リビング・ダイニングや吹き抜けの上部との間に作っておけば、プライバシーは保ちつつ、人の気配程度だけを感じられるような、緩くつながった空間を作ることも出来たりして、色々と面白いですよね。
天窓も室内窓も思いつきで気軽に真似できるようなものじゃないですけれど、天井からアンティーク風のランプをぶら下げるくらいだったら、さり気なく真似出来る…かな……?
( via desire to inspire )
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【楽しく住めそう】中庭がつなぐ2つのリノベーション棟
シカゴ西部のこちらのお宅、作りがちょっと面白いかなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
この建物、元々は下にガソリン貯蔵タンクが埋設されている倉庫だったんだそうで、それを、こちらのお宅に住むフランシスさんとジェームスさんカップルが買い取ってリノベーションしたんだそうです。
うなぎの寝床状の細長い土地の広さは約3,000スクエアフィート≒85坪弱。中心には中庭。その両端に、2つの建物が渡り廊下で接続されたような形で建っています。
片方の建物はオフィス兼作業場棟。
ゆったりと作業が出来そうな、大きなアイランドカウンター的なワークデスクが素敵です。
渡り廊下に作られた大きな作り付けの本棚も良いですね〜。
オフィス棟の上は緑化されてまして、ソーラーパネルと蓄熱パネル、雨水の回収/再利用のための水槽も設置されています。
水槽に貯められた水は蓄熱パネルの熱を使って予熱され、シャワーなどに使用することも可能。この屋上の設備に寄って、自宅で使用するエネルギーの10%〜20%をまかなっているんだそうです。
もう一方の建物へは、中庭を通ってでも、1階の渡り廊下を通ってでも、また、屋上からでも行くことが出来るようになっています。
もう一方の建物は、リビング・ダイニング・キッチン&ベッドルーム。
リビング・ダイニングの上は大きな吹き抜けになっていまして、その吹き抜けに面して、中二階的なベッドルームが作られています。
中庭に面する部分は全てガラス張り。コレはかなり開放感があって気持ち良さそうですね〜。
コンパクトながらも2棟の建物が建っていながら間取りは3LDKという不思議な作りではありますが、ともかく住んでて楽しそうな家かなと。
でも、85坪の土地に建物が2つって、日本の感覚で冷静になって考えたらかなりの贅沢な作りですよね。下手したら、都市部の狭小住宅2軒分って感じかもしれないくらいですもんね……。
( via The New York Times )