内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ

【開放感と緊張感の共存】通り道の小さなワークスペース



このワークスペース、明るくてオープンな雰囲気が良いですね。

いったいどんな場所に作られたワークスペースなのかと言いますと…
吹き抜けの上の渡り廊下に作られちゃってるんです。
放っておいたら単なる通路になってしまうハズのトコロ、長机と椅子とキャビネットを置くだけで、あっという間に良い感じのコンパクトなワークスペースに仕上がってしまうわけです。
2つ並んだ正方形の窓がまた良い感じですね。
「左右対称」「均等」みたいなのって、見た目の美しさはあっても若干面白みに欠けるような気がしてたんですが、この窓は、「バランス良し」「安定感アリ」「面白みアリ」という感じでなかなか秀逸かなと。
「吹き抜け」「廊下」という立地も一つのポイントでしょうか。
玄関と通路を人が通らない限りはそれなりに落ち着ける場所ながらも、いつ人が通るか分からないエリアになっているお陰で、どこかしらで家人の気配を感じさせられて、却って集中力が増しそうな気もしますし。
開放感があるのに独特の緊張感もあって、全体として特別な雰囲気を持った面白い空間に仕上がっているのでは無いかと。
自宅でお仕事をしているような方のワークスペース/書斎としてはちょっと使いづらいかも知れませんが、たまに自宅でお仕事したり調べ物したりというくらいの使い方だったら、短期集中で作業ができてちょうど良いのかも。
( via HomeDSGN )

【暮らしの中の遊び心】壁面のディスプレイスペース



コレは個人の好みとか生活スタイルにもよるとは思うんですけれど、家族で暮らしていると、「あるもの」を飾るスペースが沢山欲しくなったりすると思うんです。

それは何かと言いますと…。
写真かなと。
独身で一人暮らしのときには、そんなに沢山飾る写真もありませんし、人によっては「写真立てなんか1つも置いてない」という方もいるかも知れません(僕は、家族皆で撮った写真と友人と撮った写真、各1枚くらいは飾っていたような気がしますが)。
でも、結婚して子供が出来て、周りに身近な大切な人が増えていけば行くほど、飾っておきた写真というのも増えていくわけで。
家族で撮った記念撮影・何処かに行ったときの写真や、子供たちの幼稚園・学校の記念日の写真、イベント事の写真など、なんだかんだ言っても、一年分でも最低10枚くらいは飾っておきたい写真が出てくるというのは特別珍しいことじゃないと思うんですよね。
で、ソレを写真立てに入れてカウンターやキャビネットの上などに沢山並べていくというのも、それはそれでアリなやり方だとは思うんですが、こういうのもアリかなと。
コレだったら、増え続ける写真立てで棚の上がごちゃごちゃになることもありませんし、万が一大きな地震が来ても安心です。
季節に併せて家族の写真や四季の移り変わりを感じさせられるような色々な写真を入れ替えていったりしたら、日常生活の中で手軽に遊び心を発揮できる素晴らしいスペースになってくれそうですよね。
大抵の人にとって、家って、「誰かと暮らそう」と思って建てるものだと思うんです。
だから、家を建てるときに予めこういう場所を準備しておくというのも、ある意味とても大切なことなのでは無いかと。