内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ

【気持ちよさ重視】階段脇の埋め込み本棚と空中のワークエリア



こちらのお宅、本棚にだけは困らなさそうで良いですね。

階段脇の壁面が一面全て作り付けの本棚になってます。
しかも、本棚自体はニッチのように壁の中に埋め込まれたビルトインの本棚ですので、省スペースにも貢献して、且つ、階段を狭くしてしまったり棚にぶつかりそうになったりというデメリットもありません。
階段を上がった上の壁も全て本棚にしてあるんですが、階段周りのみならず、他のエリアの壁も、本棚にできてしまいそうなトコロは全て本棚にしてしまうという徹底っぷり。
このくらい徹底的にやると、当然本棚としての容量も相当稼げるわけですが、家全体を同じトーンで統一できて、このあたりがまたインテリアとしての良い感じの雰囲気にもつながっていってくれるのかなと。
ちなみに、階段を上がった上はこんな感じのちょっとしたワークスペースになってます。
2枚目の写真で廊下の上に張り出して見えている四角い「箱」のような部分が、このワークエリアなわけです。
縦横1mくらいのホントに小さな「ちょっとした机」を据え付けただけという感じのワークエリアですが、こんな風に視線が抜けて開放感がある空間というのは、願ってもなかなか得られ無いのでは無いかと思います。
実際にココに座ってみたら、想像以上に「空中感」があるのでは無いかと。
しっかりとした個室の書斎もいいですけれど、自宅でお仕事をされる方で無ければ、こんな感じの気持ち良さ重視のワークスペースを目指してみるという選択肢もありかもしれません。
( via dezeen )

【夢想はイメージ増幅の栄養】控え目な光が差し込む寛ぎの空間



これのドコが住宅なわけ?というツッコミが聞こえてきそうではありますが…。

非常に稀ではありましょうが、きっと世の中には、こんな感じのリビングを自宅内にお持ちの方もいらっしゃるとは思いますし。
ちなみにコチラはプーレイ・ベイ・リッツカールトンの一画でして、冒頭早々に自白しました通り、住宅ではありません。
が、こういう写真を見ながら色々と夢想に耽るのも、「良い感じなお家」につながるイメージを膨らませるきっかけになる部分もあるのかな、と。
差し込む光の感じなんかは、伝統的な日本家屋の、深い庇の下の縁側みたいなイメージに非常に近い感じがしますね。
「日当たり良好」みたいな雰囲気もそれはそれで好きですが、大きな屋根や庇、オーニングなんかの組み合わせで「日差しの差し込みを全体的に抑え目にしつつ、冬の低い角度からの光は取り入れる」みたいな作りを目指してみるのも悪く無いかな、とか。
この写真に縁側はありませんが、「リビングと庭の間にちょっとした縁側なんがかあったりしたら良いかも」みたいなことも連想させられる気がします。
別に屋根が無くても、シンプルな濡れ縁や落ち縁を作るだけでも、庭がよりリビングに近い空間になりそうかな、とか。
そうすると、庭にも色々と置いてみたくなったりしますね。
「中くらいの踏み石をいくつか入れたら、庭に出ていきやすくなるかな」とか、「石と言えば、緑もいいけど、庭石とかも雰囲気があって良いかな」とか。
灯籠とかも面白そうですね。
ただし、庭石って結構高いので(安いものでも最低数万円、数十万円とかは当たり前、という世界です)、迂闊に手を出すとトンデモ無いことになったりするので、くれぐれもご注意を…。
参考までに逆側の写真も乗せておきますが、ココ、実はリビングですら無く、単なるスパなんですけどね…。
暖かそうで良いですな…。