こういうパントリー、うちの自宅にもあったら良かったなと。
うちにも一応パントリー「らしきもの」はあるんですけれど、こういうウォークイン型じゃなくて、どちらかというと、「キッチン脇にある造作収納スペース」みたいな感じなんですよね。
だからといって別に使いづらかったりもしないですし、乾物とか大物調理家電とか、その他もろもろまとめて収納しておけるのでとっても重宝してるんですが、こういうのを見ると、やはりちょっと良いなと思ったりするもので。
床から天井まで、周囲をぐるりと囲う6段の棚。
細長くシンプルな作りながらも、収納力があって使いやすそうなこの感じ、いいですよね。
こちら、ロサンゼルスから東へ約180kmほどの場所に位置するカリフォルニア南部の街、パームスプリングにお住まいのJordanさんのお宅なんですけれど、実はこのパントリー、自分でDIYでリフォームして作り込んじゃったものなんだそうで。
まずはパソコンでフロアプランを作成しまして、
必要な部材は、アメリカの老舗住宅用部材・建築資材販売チェーン Lowe’sにて購入。
古い棚を取り払い、内装を剥がして、
サブウェイタイルを貼り、棚を取り付ければ一丁上がり。
こうやって具体的な流れをみてみると、思ったよりもずっと簡単にできそうな気がしてきますね。棚板なんかも今どきはホームセンターでカットまで普通にやってくれますし、もっとこだわりたかったら、木材のネット通販で頼めばどんな板材でも選び放題ですし。
キッチンって、主婦(や、今どきはそれ以外の方もでしょうけれけど)が、毎日かなりの時間を過ごす、家の中のメインの作業場所の1つですから、日々いろいろなものが増え続け、ちょっと油断してるとすぐに大変な状態になっちゃうわけです。
そうならないためにも、毎日の作業の流れの中で、その都度その都度で整理整頓できるようになってることが大切だと思うんですよね。でも、収納スペースって、キチキチだといつの間にかごっちゃになって整理整頓するのが格段に難しくなっちゃうじゃないですか。
その点、このくらいゆったりとしたスペースが用意出来てると、何をするにもやりやすいですし余裕を持ってできていいですよね。
日本の都市部の住宅事情を考えると、これだけのスペースを確保してパントリーとして専有するのって、現実問題としては結構贅沢な部類に入ることなのかなとは思いますけれど、それに見合うだけの価値はあるのではないかなと。
これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方がいらっしゃいましたら、「キッチン脇にパントリー」、コンパクトでも良いので、検討アイテムの1つに加えてみてはいかがでしょうか?
( via OH HAPPY DAY )
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【遊び心の詰まったコンパクトスペース】素敵な屋外リビング・ダイニング付きの平屋の2LDK
遊び心のある家って、やっぱりいいですよね。
アメリカ西海岸、カリフォルニア州の海沿いの街に建つこちらのお宅、ちょっと素敵なんです。
1500平方フィートの細長い空間に収まる平屋の2LDK。
メインスペースは広々とした開放的なリビング・ダイニング。
オーナーご夫妻のご主人はサーファーだそうで。
見た目ちょっとクラシカルな感じのこのサーフボード、Firewireですから実は結構新しい板ですね。”SWEET POTATO”ってモデルでしょうか。
こちらのサイトのポストで今までにそういうことを書いたことがあったかどうか記憶が定かで無いんですけれど、実は僕もかれこれ20年くらいアレの横好きで海に通ってまして、短めの小波用の板も、5’4″のツインフィンを1枚持ってます。こういうの1枚持ってると、楽しめるコンディションの幅がグッと広がっていいんですよね。
話がちょっと脱線しました。こちらのお宅の話に戻りたいと思います。
リビングの脇がダイニング・キッチン。
リビングとダイニング・キッチンの間には暖炉まであったりして。
炉の背板(とは言わないのかもしれませんが)がないタイプ。炉内の温度の上がり方とかのことを考えるとベストじゃないのかもしれませんけれど、両面から楽しめるという意味では、こういうレイアウトで設置する場合にはこれがベストな選択肢なのかも。
こちらのお宅、屋外スペースもなかなか楽しそうなんです。
リビング・ダイニングから庭につながるウッドデッキには、屋外ダイニング的なスペース。そしてその脇には、お決まりのパターン的に立派なBBQグリルまで据え付けてあったりして。
こういうアメリカ~ンな感じ、いいですね〜。リビング・ダイニングの脇にこんなスペースがあったら、週末は朝から晩までずっとここで過ごしちゃうと思います。
そしてさらにその脇には、焚き火台付きの屋外リビング的なスペースまで作りこんであったりして。
屋外リビング&ダイニングにBBQグリルに焚き火台まで。こちらのお宅のお庭、ウッドデッキまで含めても10坪かせいぜい15坪程度と決して広くはないんですけれど、これだけ盛りだくさんにしてあったら、もうこれ以上何もいらないですよね。
家屋の広さが約1,500平方フィート、外観とウッドデッキのサイズあたりから考えるに、縦7m×横20m=140平米弱で建坪40坪ちょい、屋外まで含めても50坪台の後半といったところでしょうか。平屋で建坪40坪って、日本の住宅事情から考えると、都市部だったらそれなりの広さの部類に入るサイズですけれど、アメリカ基準だと「コンパクトな家」という扱いになるんでしょうね。だからこそ「小さい中でも楽しんじゃおう」という感じでいろいろとアイディアが盛り込まれて気がしますし、こういうの、日本の家にも応用できたりする部分が結構あったりするんじゃないかなと。
これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、「小さくても面白いスペースのある家にしたいな」とお考えの方がいらっしゃましたら、こちらのお宅を参考にイメージを膨らませてみるというのはいかがでしょうか?
( via Better Homes and Gardens )