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吊りベッドのある屋外ベッドルーム



こちらのベッドルーム、何だかとっても良い雰囲気だったのでちょっとご紹介させて頂きます。

「住宅」としてご紹介するにはあまりに系統が違いすぎるかな、とも思ったんですが、ま、良い感じなので良いかなと。
元々はQuentin Baconさんという写真家の方のサイトに掲載されていたインテリアの写真の中の”Country”というシリーズの中の一枚でして、ココがどこなのか、という様な情報が一切無いもので、コレ以上の細かいところがご紹介できなくて残念です。
それにしても、ここは一体どこなんですかね?
ベッドが3つある、ということは、通常の個人宅のベッドルームではなく、どこか郊外に建つ別荘的な建物とか、ゲストルーム的なお部屋とかなんでしょうか。
遠くに山と湖が見える素敵なロケーションです。
しかも東屋のような、ベランダのような、独特の雰囲気のある半屋外的なスペースで、相当開放感がありますね。
こんなところで日の出とともに目を覚ます生活を送ったら、身も心もしっかりとリフレッシュできそうです。
ベッドもちょっと変わってます。
天井から鎖で吊るしてある「吊りベッド」のようなベッドなんですが、こういったベッドって何かメリットがあるんですかね?
身近にこういったベッドを使っている人がいないもので、実際に実物を見たこともなくて、イマイチぴんと来ませんが…。
ベッドの下のお掃除が楽そうではありますが、そんな夢の無い目的では無いと思いますし…。
もしかして、使わないときには天井に引き上げておくことができたりするんでしょうか?
そうだとすると、現在発生中のウチの子供達のベッド問題にも応用できるかも…。
もうちょっとよく調べてみないと…。

屋内の箱の中のベッドルーム



コチラの「部屋の中に出現した木の箱」、かなり面白いアイディアなのでは無いかと。

部屋の中にこんな箱を作ってしまおうと考えついたのは、お部屋のオーナーのブノア夫妻でして、このロフトスペースのリノベーションをどうしようかと考えていたときに「箱」をつくることを思いついたんだそうです。
階段の下の部分はクローゼットになってまして、しかも、階段を登った上のエリアはドレッシングルームになってるんだそうです。
で、箱の中はといいますと、こんな風に独立したお部屋になっていて、ココはベッドルームとして使用しているんだそうです。
ちなみに、箱の中に入っていく入り口がある面は、全面が巨大本棚になってます。
この「箱」、サイズはといいますと、16ft×17ft×10ft、とありますので、大体4.8m×5.1m×3m、ということになります。
内部の写真とかがイマイチ無かったんですが、あんまりにも面白そうだったので、思わずGoogle SketchUpで画を書いてしまいました…。
階段のある面はこんな感じです。
この階段を登ると、上に中二階的なエリアがあるわけです。
つまり、この「箱」が、天井の高いロフトエリアを1.5フロア位に分けてくれているという…。
で、左側に回りこむと、「箱」の中に入っていくための入り口があります。
一面に作り付けられた本棚の収納力は相当なものだと思いますね。
幅4.3m×高さ3mですから、普通の家の本棚で言えば、「超巨大」壁面作り付け本棚、という位のサイズになると思います。
で、内部を逆から見てみるとこんな感じになってます(手前側には本当は壁があるんですが、透明にしてあります)。
図面上、箱の内部の天井高は2.2mありますので、まあ「若干天井が低めの」普通のお部屋、という感じでしょう。
程よくこじんまりとした感じで、周囲から閉ざされた空間でもありますし、寝室として用いるのにちょうど良いエリアになっていると思います。
前回「いつか子供たちが大きくなったらロフトを作りこんで子供部屋を…」という話を書いてみたんですが、思い切ってこの「箱」を作ってしまうというのもありかもしれません。
そもそものイメージとして、仮にロフトを新しく作るならば、今ある吹き抜けのエリアを改装して作るかな、と考えていたので、思い切ってそこにこの箱を作ってしまう、というプランならば行けそうな気もします。
僕の家には、5m×5mものサイズのものを作れるような空きスペースはちょっと無いんですけれど、4m×3m位のサイズならば作れそうです。
で、「箱」の上にベッドルームを一つ、下(内部)にベッドルームをもう一つ+二人共用の子供部屋兼勉強部屋を作る、というプランはどうかな、と。
セットで巨大本棚も作れてしまうところも魅力的ですね。
単にロフトを作るよりも更に手間はかかってしまいそうではありますが、思い切って屋内に躯体的なものを作ってしまうことで、空間全体としてはかなり利用効率が上がりそうな(無駄が省けそうな)気もしますし。
2段ベッドにするか、ロフトにするか、「箱」を作るか、選択肢がどんどん広がって、考えをまとめるのが難しそうです。
何にせよ、向こう1年以内くらいには決定して実行することになると思いますので、そのときにはまた、「こうしたよ」というご報告をさせていただきたいと思います。
Photo #1-3 via freshhome , #4-7©juutakudesign.com