これ、ちょっと良いアイディアだなと思ったのでご紹介させていただきます。
一見何の変哲もないごく普通の洗面台なんですけど、
洗面台の下の収納の下の部分が引き出せるようになってまして、こんな感じに、子供用の踏み台が出てきちゃうんです。
こういう子供用の台、子供が小さい時期には必ず必要になるものなわけですけど、置きっぱなしにしておくと結構邪魔くさかったりしますし、とは言え、毎日使うものなので、しまっておいて使う度にいちいち出して持ってくるというのもどうかという気もしますしね。
その点、こうやって必要なときにサッと引き出して使えるというのは、使い勝手の面でも収納の面でも、かなり合理的と言えるのでは無いかなと。
まあ、子供がこんな台を必要とするのは、立って歩いて自分で色々なことをするようになる3歳くらいから、小学校に上がるくらいまでの間でしょうから、例えば2歳違いくらいの兄弟2人がいるご家庭でも、実際に使うのはせいぜい5年間くらいの期間なわけですけれど、30年その家に住むなら、その2割程度の期間にあたるわけで、そう考えると決して短い時間でもないので作っておいても良いかも。
あ、でも、よく考えたら、こういうのをキッチンとかに幾つか作っておいたら、子供用ということに限らず、意外と便利かもしれませんね。
大人でも、高い場所にある収納から何かを取り出す際に踏み台を使うことはあるわけで、そういった際にいちいち踏み台を持ってこなくても取り出したりできるというのは、高い場所や頭上空間を普通の高さに近い間隔で手軽に使用できるという意味で、空間の利用に新たな視点を与えてくれるような気がします。
他にも、例えば調理などの作業をするカウンターエリア全体に対して作っておけば、作業内容に合わせて作業し易い高さの台に乗って作業をしたり、身長差のあるご夫婦が同じ高さのカウンターをお互いに快適に使用できたり、というようなことも考えられます。こういった台がある前提で考えるならば、手の届きづらいような奥のエリアも使い易くできますので、より柔軟に、奥行きと広さのある作業スペースを作り込むことも出来そうですし、作業のし易さ、作業スペースの使い勝手などを、今までにない形で改善することができたりもするかも知れませんよね。
きちんと計画して作れば、これといって特別に収納スペースを無駄にするわけでも無く作れそうですし、もしかして、引き出しの上部に内蓋的な板を張って、その上を踏み台的に使えるような設計にしておくというような形にできたりすれば、「普通の引き出しをそのまま踏み台として使用」というパターンでも作れそうな気がします。
これからお家を建てたりリフォームしたりというご予定のある方がいらっしゃいましたら、こんな感じの引き出し収納式の踏み台の導入も、アイディアの1つとして検討してみては如何でしょうか?
( via Burlap & Denim )
【自宅にミニ図書館】吹き抜けの上の巨大造作本棚
こんな壁面一杯の造作本棚が自宅にあったら良いですよね。
これだけの容量があったら、家族全員分の本や書類はもとより、絵や写真、雑貨やコレクションのアイテムに至るまで、何でも全部ここに収めておくことができそうです。
2階と3階は、両端の一部スペースを除いては、本棚にアクセスするための渡り廊下のみしか作って無いという、何とも思い切りの良いこの作り。
以前にご紹介したこちらのお宅にも共通する潔さがありますね〜。
3階の端には、良い感じのワークスペース。
このワークスペース、吹き抜けを通じて下のフロアとのつながりを感じつつも、独特の隔たり感の中で、異様なほど集中して読書や作業に没頭できてしまいそうな気がします。
上2フロアがほぼ丸ごと吹き抜けというのはさすがに贅沢過ぎてちょっと現実離れしている気もしますけれど、普通のお宅でも、フロアの中の特定エリアに吹き抜けを作って、そこにこんな感じの本棚を作り付けてしまうというのは十分アリなのでは無いかと。
それにしてもこの渡り廊下エリア、上の方から本取るの、ちょっと怖くないですか?
この幅じゃ、ちょっとよろめいたら、すぐに柵の外に出ちゃいそうな気がするんですけど…。
( via designboom )