こちらのお宅の屋外スペース、ちょっと面白いなと思ったのでご紹介させていただきます。
2つの建物の間に挟まれた、幅2m×奥行き7〜8m程度の、単なる隙間のような細長いルーフバルコニー的なスペースなんですけれど、上部をガラスで覆ってカウンターと流しを設置して、塗装や工作など、屋内で行うにはちょっと気がひけるような作業を何でもできてしまう半屋外の多目的作業エリアを作りこんであるんです。
しかもその奥には、これとは別に、上部と周囲を完全にガラスで覆った温室的なスペースが作ってありまして、
座り心地の良さそうなきちんとしたソファを置いて、コンパクトな屋外リビング的なスペースまで作ってあったりして。
これ、良いですね〜。
表に出るのが億劫になるような寒い季節でも、天気の良い日だったらここで日向ぼっことかできちゃいそうですし、小さなヒーターとブランケットでも用意しておけば、直接太陽の光の差し込まない時間帯や夜でも結構大丈夫そうです。
向きによっては夏場はちょっと暑くて厳しいこともあるかも知れませんけれど、そこら辺はカーテンとかオーニングを併用すればどうとでもコントロールできそうですしね。
放っておいたら単なる「建物の間の隙間」で終わってしまいそうなスペースに、ちょっとしたアイディアと手間を掛けてみるだけで、こんな風に色々と遊べそうなスペースを作ることができてしまうわけで。
やっぱ、想像力って大事ですね〜。
( via conny deerenberg )
【無機質と暖かみの調和】レトロなダイニング・キッチン
こういう雰囲気、なんて表現するのがあってるんですかね?
無機質でインダストリアルな雰囲気と、暖かみのあるレトロな雰囲気が組み合わさって、ある種スチームパンク的な感じが醸されているような気もします。
こちら、スペイン マドリッドに建つ、Gustavo Salmerónさんという俳優の方のご自宅のリビング・ダイニング・キッチンなんですけれど、雑多でありとあらゆるものが詰め込まれているのに、全体が完全に調和しているかのようなこの雰囲気、サイコーじゃないですか?
トップライトから室内に降り注ぐ明るい光が良いですね〜。
それにしても、相当な凝り性じゃないとココまではやれないのでは無いかと。
キッチンなんてこんなですから……。
天井から鎖で吊り下げられているのは、どう見てもシャワーヘッド……。近未来を描いた映画の主人公が、料理では無い何かをやってそう感じです。
長い人生の間に1度くらいはこんなところに住んでみたい気もしますけど、未就学児童含んでの4人家族とかじゃ、ちょっと無理ですかね……。
でも、バスルームや洗面所くらいだったら大丈夫かも。
シンプルで、使い勝手も意外と良さそうな感じ。
家族には内緒でこういうアイディアをリサーチしつつ自分の中で暖めておいて、将来家をリフォームするときに、さり気なくこういうプランを紛れ込ませてみるというのはアリかもしれません。
( via HomeDSGN )