こういう見晴らしの良いバルコニーの屋外リビング、良いですね〜。
こちらのお宅、こんな感じの傾斜地に建ってまして、このバルコニーは、傾斜を活かして高台の上から見下ろすようなレイアウトになるように作られてるんです。
最初の写真では結構広く見えますけれど、こうやって見るとかなりコンパクト目なスペース。
少し大きめの庇でも張り出させておけば、ちょっとした雨だったら大丈夫そう。
しとしとと降る秋雨の中、バルコニーのソファでコーヒーでも飲みながらのんびり読書、なんてのもオツなのでは無いかと。
こちらのお宅の持つ高台というアドバンテージは確かに大きいとは思いますけれど、例え高台でなくても、立地や周辺環境の持つ良さを上手に活かすことができれば、コンパクトなスペースでも十分に素敵な空間を作りこむことができるという1つのお手本のようなものにできるかなと。
こういうのを見ていると、家の中のスペースって、広さ云々じゃなくて、居心地の良い空間を作りこむために、いかに色々なことを考えて、実際のイメージを膨らませていくことができるかに掛かってるんだなということを、つくづく感じさせられますよね。
( via Westover Landscape Design )
【リフォームも柔軟に】3人兄弟のロフトの子供部屋
こちらのロフトの子供部屋、雰囲気や作りがちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
壁沿いには兄弟で並んで使える大きめのカウンターデスク。その脇には造作の収納棚。
実はこちらのお宅のお子様、男の子3人兄弟なんです。小学校高学年くらいになってきたらこのスペースに3人はちょっと厳しいかも知れませんけれど、まあ、そのくらいの年齢になったらどっちみち部屋を分けることも考えなきゃならないですし、とりあえずのところはこんな感じというので宜しいの絵は無いかと。
勾配天井の下部にも、低い場所でも使いづらくならないように配慮された、キャスター付きの収納ボックスを収めるスペースが。
斜めになった天井の下の包まれ感のあるスペースに、大振りなクッションを床に直置き。この上で飛び跳ねたりして遊んだり出来ちゃいそうで、ちょっと楽しそう。
ちなみに隣のエリアには、
梁からぶら下げられたハンギングチェアが。
当然、必要な強度が確保できているかどうかは当然確認する必要はあるんでしょうけれど、梁が出ている部屋って、こういうことができるのが良いですよね〜。
ロフトのお約束、小屋裏収納もあります。
高さが余り無いので部屋的に使うのはちょっと難しいかなと思うんですけれど、場合によってはココを将来3兄弟のうちの1人のベッドルームにしてみるというのはアリかも。
こういう手すり、僕は今まであまり見かけたことが無かったんですが、手軽に付けられる割には安全性をグッと高めてくれそうで、結構良いアイディアかなと。
ハンギングチェアの吊られた方のスペースまで含めてせいぜい12畳程度のスペースといった感じだと思いますけれど、シンプルな作りのままで、最低限の壁で空間を上手に区切ってあるお陰で、将来的にどういった使い方をしたくなっても柔軟に対応できそうな作りになっているところが良いですよね。
そう言われてみれば、カウンターデスクがあるエリアにも、ハンギングチェアがあるエリアにも、それぞれから廊下にでられるように扉が作られていますので、そもそもの段階から将来のリフォームを視野に入れて作られているお部屋ということなんでしょう。
こういった作り、将来の子供部屋レイアウトをどうしたら良いのか決めあぐねているようなケースでは、結構色々と参考にできる部分があるのでは無いかと思います。
( via studio-EI interieurarchitectuur )