こういう有孔ボードを使った壁掛け式のキッチン収納、このサイトでも以前に何度かご紹介したことがあるんですけれど、便利だと思うんですよね。
キッチンで使う調理器具って、形も大きさも千差万別で、しかも、嵩張る大物が結構沢山あったりします。
結局、似たような形のものを重ねて入れ子にしたりして、何とか収納スペースを少しでも削減できるようにした上で、戸棚の中とかに収めたりしておくのが一般的だと思うんですけれど、出し入れするときには重ね合わせたセットを全部まとめて取り出さなきゃならないですし、いちいち手間が掛かって正直あんまり便利とは言えない収納方法になってしまうことが多いのかなと。
その点、壁の空きスペースにこんな感じの有孔ボードを使った収納を作って、そういった調理器具類を引っ掛けておけるようにすると、出したりしまったりが楽で使い勝手も良いですし、サイズや大きさに合わせて引っ掛け方も柔軟に調節できますので、壁面スペースを最大限に有効活用できて一石二鳥ですよね。
それほど大きなスペースが確保できなくても、利用頻度の高いお鍋やフライパンなど、日常使いの調理器具類をまとめて掛けておければ、戸棚の中からお鍋のセットを引っ張り出す頻度を各段に減らすことができますので、日々の作業が随分とやりやすくなってくれるのでは無いかと。
フライ返しやお玉、トングなんかも、専用のスペースを作って引っ掛けておけます。
この収納ボード、シンクの上に作って、水が垂れてもそのままシンクに流れていくようしておいたら、調理器具を使ったあと、洗ってそのままボードに引っ掛けて乾かして、という流れで使えて最高に便利かも。
シンクの水切りに鍋やフライパンを置かなくて済むようになりますので、水切りスペースもゆったり使えるようになりそうですしね。
次にキッチンをリフォームするときには、うちの自宅にもこんな感じの壁掛け収納作ってみようかな。
( via apartment therapy )
【外観と内部】ロンドンのリノベーションハウスの駐車場
こちらのお宅の3つ並んだグレーのドア、一番右側は何のドアだと思います?
そう、駐車場です。
こちら、イギリス ロンドンの「ミューズハウス」という馬小屋(Mews)をリノベーションした物件でして、一番右の扉は、もとは馬の出入口用のドアだったんです。そういわれてみれば、今でも中から馬が出てきそうな雰囲気も残っているような…。
でも、ドアを開けて中をのぞき込むと、内部は外観からのイメージとはちょっと違うかも。
このスペースに2台駐められるようになっているというのも意外ですけれど、タワーパーキングや業務用の駐車場みたいなゴツい機械を無遠慮に設置してしまうのではなく、白基調の内装に、天井には碁の目状にダウンライトを埋め込んであったりして、あくまでモダンでシンプルな感じにまとめてあるところが素敵かなと。
この、レトロな雰囲気の落ち着いた外観と、内部の機能的で洗練された感じの、意外性のある組み合わせが良いですよね。
ちなみにこちらのお宅、家の内部も、モダンというか、ちょっと近未来的な感じ。
古いお宅をこんな風にリノベーションするのって、手間もお金も相当掛かるんでしょうね…。
R8と’60〜’70くらいのSL(280あたりでしょうか)の2台持ちしてるくらいですから、お金のことは気にしなくても大丈夫な方なんでしょうけど(2台で小さな家一軒くらい建てられますもんね)。
( via adelto )