こういうの、わびっていうんでしょうか。
何も分かってないのに、とりあえず言ってみました。スンマセン…。
こちら、チェコのA1 architectsがデザインした、プラハの某お宅の庭にある茶室なんですが、この雰囲気、素晴らしく良い感じじゃ無いですか?
躙口(にじりぐち)と呼ばれる、体を屈めなければ出入りできない入り口から、内部に入り込むと、
狭小ながらも、圧迫感では無く、包まれるような居心地の良さに満たされた空間が。
自宅にこんなスペースがあったら素敵でしょうね〜。
茶を嗜むわけでなくとも、友人たちと、ごくごく近い距離感でじっくりと会話を楽しみながら盃を傾けたり、時には独りで静かに物思いに耽ってみたり。
たまには夫婦水入らずで、ここでのんびりとした時間を過ごしてみたりするのも良いかも知れません。
都市部の狭小住宅に家族で住む身としては、茶室なんて夢のまた夢どころか、毎日が茶室のような狭い空間の中で大騒ぎを繰り広げているようなもので、風情もクソもあったもんじゃ無いわけですが、いつか何かのきっかけでもう少し余裕のある土地に引っ越しをするようなことがあれば、そのときには是非、選択肢の1つとして検討してみたいものです…。
( via A1 architects )
【スペース有効活用】高床ベッドの下のクローゼット
これ、何だと思います?
ベッドの下に、かなり立派な床下(竪穴式?)クローゼット…。
何だか秘密基地みたいで、ちょっとワクワクしちゃったりして。
こちら、イタリア北部 カンネートの街の、とあるワンルームマンションのベッドエリアの写真なんですが、このお宅の作り、正直言ってかなり強引です。
専有面積165スクエアフィート=14.8平方m=4.5坪=9畳…。これ、バスルームまで入れての全体の広さです。
広さだけで見るならば、かなり小さいとはいえ、都市部ならこのくらいの作りのアパート/マンションもあるかな、というくらいのサイズでしょうか。
面白いのは、内部の構造とレイアウト。
室内に入ると、6畳程度の広さの居室エリアの左手には、こんな感じの、スキップフロア状になったベッドエリアがありまして、
この床の一部がパカっと開いて、先ほどの写真のような、床下クローゼットへの入り口が出現するわけです。
それだけじゃありません。
ベッドエリアの構造物の、通路よりの部分の床をパカっと開くと…。
キ、キッチン…?
これはかなり斬新なのでは無いかと。
確かに、一人暮らしの若者なんかの場合、キッチンも毎日使うわけじゃ無いですし、もしかしてもしかすると、こういう作りもあり…かも…?
手前の階段部の下は引出しになってるんですね。
バスルームは、この作りの割りには結構普通。
全体で9畳って、流石にちょっと狭い気もしますけど、それなりの大きさの窓があれば耐えられるかも。忙しい若者なんて、平日は、夜遅くに家に帰ってきて寝るだけの生活だったりしますもんね。
こういう家に住みたいかどうかは別として、こういうアイディア、家の間取りの応用編として引出しの中に入れておくと、普通の一軒家を建てるときなんかにも、スペースの有効活用とか、面白かったり便利だったりという仕組みに応用出来たりするかもな、ということで。
( via apartment therapy )