遊び心のある作り付けの棚



棚というと、どうしても収納効率を最重要視してしまい勝ちですが、こんな感じの棚も良いと思います。

パーツパーツはそんなに変わった物を用いている訳ではないと思いますが、左右非対称に思い思いの場所に棚を取り付ける事で、ものすごく遊び心のある棚に仕上がっています。
こういった棚は、本や物を沢山収納するのには向いていませんが、オブジェや写真、お気に入りの雑貨などをディスプレイする棚としてはかなり良いと思いますね。
コレは実際自分も家を建ててみてから思った事なんですが、出窓や買って来て据え付けた棚に写真立てや雑貨を飾っていると、時間の経過とともに、いつの間にか結構ごちゃごちゃになって来ます。
それでいて、壁沿いには何も置かれてなく、単なる空間のままだったりする訳です。
それだったら、最初からある1カ所の壁一面に、こんな感じの遊び心のある作り付けの棚を作ってしまっておく、という方が良いのでは無いかと。
Photo ©brum d

cob cottageの古いキッチンの棚



僕も良くは知らないんですが、cobというのは、土や砂、わら等を用いた建築素材のことらしいです。

ちなみに、adobeというのも、同じ様な意味らしいですが・・・。
どーでも良かったですね・・・。
こちら、そのcobで作ったお家のキッチンです。ちょっと良い感じだったのでご紹介を、と思いまして。
手作り感溢れる壁と手作り感溢れる木の棚の組み合わせ。非常にナチュラルな感じがして、かなり良い感じです。
さすがに水回り、キッチンはタイルを使っているみたいですが。
現代日本でこんな家を建てる、というのは色々な意味で現実的では無いと思いますが、「だからこそ、家の中にこういった雰囲気の空間を作ってしまう、というのもアリかも」と思います。
内装をよくわからないcobにしてみるのは難しいかもしれませんが、日本の伝統的な建築素材の一つである漆喰ならば、DIYで自分で塗ることもできます。
時間をかけて、自分で自宅の中にこんな感じの壁と棚を作ってみるのは中々面白そうです。
Photo ©Robbi Baba