中心に暖炉を挟んだリビングとダイニングキッチン



色々な暖炉ご紹介シリーズ、とうとう第二十弾まで来てしまいました・・・。つたない文章を読んで下さっている皆様、誠にありがとうございます。

記念すべき第二十弾は、こちら、相当ゴージャスな感じのシースルーな暖炉です。
リビングから見るとこんな感じで、暖炉のある広いリビング、という感じなんですが、
暖炉,ダイニングキッチン,シースルー

背面(というか両面)が耐熱ガラスになってまして、ダイニングキッチン側からも暖炉が楽しめる様になってます。
家のレイアウトの詳細はよくわからないんですが、写真の感じからすると、5、60畳位の大空間の中心に暖炉を配して、暖炉の一方のサイドをリビング、もう一方のサイドをダイニングキッチン、という様にしている様です。
これは相当良いアイディアだと思いますね。
暖炉は、火を入れてからしばらくしてしっかりと炉が暖まって、太い薪がしっかりと燃焼して炎が大きくなって、最終的には炎が落ち着いて真っ赤なおき火状態になる訳ですが、最終的な状態になるまでには、普通に1時間、2時間という単位の時間がかかります。
例えば、夜9時の段階でリビングで炎を楽しみたいとすれば、その30分前、1時間前など、相応の時間から暖炉に火を入れ始めなければなりませんし、遠赤外線による暖房効果を得たいとすればもっと前の段階で始めなければいけません。
リビングに暖炉があるレイアウトのお家で、仮に、その逆算した時間にダイニングで食事をしているとすれば、食事の途中でリビングに作業をしに行かなければいけないですし、食事中は途中の経過を楽しめない、ということにもなってしまう訳です。
それが、このシースルーの暖炉を設置してしまうと、リビング、ダイニング、どちらにいても、双方の空間で炎を楽しみ、遠赤外線による暖かさも享受できてしまう、と。
素晴らしいアイディアだと思いますね。
ただ一つの問題は、60畳もある大空間をどこに作るか、ということだけです・・・。

沢山の収納と本棚がある細長いカウンターテーブルの子供部屋



子供って、とても不思議な存在です。

一人だと思っていたら、ある日気がつくと二人になっていたり、男の子だけだと思っていたら、ある日気がつくと男の子と女の子になっていたり、幼稚園児だったハズが、ある日気がつくと中学生になっていたり。
ものがどんどん増えて行って、沢山の空間を消費する様になっていきます・・・。
そんな色々な問題を解決してくれそうな雰囲気の子供部屋です。
広い細長いカウンターテーブルは、2人の子供がお絵描きをしたり、勉強をしたりするのに良さそうです。
机の下は沢山の収納。子供のおもちゃ、文房具や色々な道具をしっかりと収納できそうです。
収納力抜群の細長い本棚も良い感じですね。
大人の生活は定年、引退あたりのタイミングまで大きくは変わらないと思いますが、子供の生活は10年で全く別のものに変化します。
家を建てるとき、どうしても想像仕切れない10年後の子供の生活を「リアルに受け止めてくれそうな余裕のある」子供部屋を作っておくのは、とても大事なことだと思います。