こちらのキッチンの雰囲気、素敵じゃないですか?
釉薬の光沢感と模様が素晴らしい、山深い森の木々のようでもあり、白砂の南の海のようでもある、深い輝きを放つエメラルドグリーンのタイル。
うちの自宅、今年の年末で建ててちょうど8年になるんですが、キッチンの壁の汚れがひどくなってきたので、そのうちDIYでタイルでも貼ってみようかと考えてたんです。でも、モザイクタイルでもないですし、かといって、いまさらサブウェイタイルって感じでもない、使い込まれた(別の言い方をするならば、かなり薄汚れた)キッチン周辺の雰囲気にマッチしつつ、それ自身が周囲を巻き込んで雰囲気を作り出していってくれるような存在感のあるアイテムが欲しいと思ってたんですけれど、こういうタイル、かなりアリかも。
ガッチリとしてラスティックな棚板がまたいいですね〜。
こういう棚をスペースの許す限りたくさん作り込んで、これでもかというくらいに観葉植物を飾ってみたいものです。
このイメージ、来るべき自宅リフォーム時の有力候補の1つとして、しっかりとストックしておきたいなと。
実際には、ここまで素晴らしいタイルをちゃんと見つけてこられるかどうかが最大のキモになるような気がしますので、リフォーム計画が具体化するのを待たずに、機会をみつけて継続的にちょくちょくチェックし続けるようにしていきたいと思います。
( via The JUNGALOW )
【開放的で実用的】リビング・ダイニングと室内窓でつながるバスルーム
こちらのお宅、作りがちょっとおもしろいなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
フランス パリの中心地、6区の一画をなすサン=ジェルマン=デ=プレ地区に建つ30平方mのワンルーム。メインスペースは、こんな感じのリビング兼ベッドルームになってまして、
リビングの右奥のエリアが、コンパクトなダイニング・キッチン。
キッチンからリビング側のビュー。
と、ここまでは、ごくごく普通のワンルームという感じなんですが、ちょっと変わっているのが、リビングの壁に作られたこの室内窓と、その向こうのスペース。
じつはこちら、バスルームなんです。
リビング・ダイニング・キッチンのすぐとなりがバスルームで、しかも、そことの間に室内窓があるなんて、ちょっとおもしろくないですか?
日本の住宅事情の感覚でワンルームのバスルームというと、狭いユニットで、圧迫感うんぬんを気にするどころか、単に「用をたすためのスペース」、寛いだりというのとは程遠いレベルというのが普通だと思うんですが、こちらのお宅のバスルームのように、他のスペースとつながる室内窓が作ってあると、雰囲気がずいぶんと変わってきますよね。
窓があるだけで相当な開放感も得られますし、リビング経由での外部からの光も差し込んできます。これはなかなかよいアイディアなのではないかと。
ブラインドもついていますので、必要に応じて閉じることもできますから、単身者の1人暮らしや、子供のいない若い夫婦の2人暮らしくらいなら(夫婦といえども、お互いのプライバシーを尊重するべきなのは当然ですが)、このつくりで問題になるようなことは特になさそうですし、もしかすると、小学校低学年くらいのお子さんを1人でお風呂に入れさせるさいなんかにも、リビング・ダイニングエリアに居ながらにして中の様子を窺うことができて、意外と役に立ってくれるかも。
お子さんがお年ごろになったら、ちょっと考える必要はあるかも知れませんけれど、それでも、そういったもろもろを補って余りあるほどの、十分過ぎるメリットがあるような気がします。
これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、「どうにもバスルームのイメージが固まらないんだけれど、良いアイディアないかな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのバスルームを参考にしてみるというのはいかがでしょうか。
( via ARCHITECTURAL DIGEST. )