こちらのリビング、壁に一風変わった「何か」が造作されてるんですけれど、これ、なんだと思います?
実はこちら、キッチンなんです。扉状になった前面のパネルを開きますと、奥がシンクとコンロの調理スペース、扉の裏側は各種の小物を収めておける収納になってたりして。
こういう「隠せるキッチン」、作りとしてはそこまで珍しくはないと思うんですけれど、このキッチンでちょっといいなと思ったのは、開いた扉の中央部分。ここがパタンと倒れて結構広めの作業用スペースになってくれちゃうこのアイディア、これはなかなかおもしろいのではないかと。
こういう極端な作りじゃないくても、ごく普通のご家庭のキッチンでも、スペースの一画にこんな感じの仕組みを作り込んでおいたら、ちょっと手の込んだ料理をしたくて+αのスペースが欲しいときなんかに便利に使えそうじゃないですか?
キッチンとしてだけじゃなく、例えばダイニングなんかにこの「扉」を作り込んでおいて、普段は食器類の収納スペース+必要に応じてサブのテーブルとしても使えるようにしておく、なんてものいいかも知れませんよね。
ちなみにこちらのリビング、壁の左側にも、また別の「扉」があるんですが…
こちらはなんとベッドだったりして。
ここまでいってしまうともうよく分かりませんが、一人暮らしの方用のワンルーム用のアイディアとか、ゲスト用のベッドとしてだったら、こういうのもありかも。
( via archiproducts )
【サブの寛ぎ空間としても使えそう】クローゼットの中の小さな子供部屋
子供が小さいうちは、こういう子供部屋もありですよね。
子供部屋といっても、本当に小さいうち、それこそ幼稚園に通う前の「乳幼児」くらいの時期の話ですけれど、「個室が必要だから」という理由ではなくて、「両親が家事などで手が離せないときに子供を居させる場所」としての子供部屋としては、こういうのもありかなと。
実際、僕の親戚のうちでも、ダイニング・キッチンの脇にあったウォークインクローゼットにベビーベッドを置いて、そこを「お母さんが台所仕事をしている間に赤ちゃんを寝かせておくための子供部屋」として使っているのを見たことがあるんですけれど、家事をしながらちょくちょく赤ちゃんの様子も見ることができて何気に結構便利だと言ってました。
まあ、小学生中学生になってからはこの作りだとさすがにちょっと厳しいかもしれませんけれど、勉強机や本棚の類をリビングやダイニングに置くようにして、純粋な「寝るためのスペース」として使う前提ならば、それなりに大きくなってからでも行けそうな気もしますしね。
スペースに余裕のあるご家庭だったら、デイベッド的寛ぎスペース兼ゲスト用のサブベッドルームとして、こんな感じの小部屋を1つ作ってみるというのもおもしろいかも。
もしもこのポストを見て、本当にこんな感じの部屋を作ってみようかなとお考えの方がいらっしゃいましたら、電源/照明と空調関係についてはしっかりと考えてから実行に移すことをオススメしておきたいと思います。
( via avotakka.fi )