こちらのお宅のワークスペース、ちょっと素敵だなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
幅約4mの壁面に、横幅いっぱいの窓と、はじからはじまでのカウンターテーブル。白ベースの内装に、白木の梁とカウンターの組み合わせのシンプルさが、落ち着いてじっくりと作業に集中できそうな雰囲気をかもしてくれてますよね。
手前のエリアには、ちょっと寛いで過ごせそうな丸テーブルとチェア。こちらのスペースは、資料に目を通したり、コーヒー片手に雑誌でも読みながら軽くリラックスして一休み、みたいな感じで使えそう。
部屋の中央の天井には大きな天窓も。壁面の窓とあわせて、この上なく明るく開放的な空間に仕上がってます。
この素敵なワークスペース、こちらのお宅にお住まいのHollyさんがご自分でDIYでリノベーションしたものなんだそうで。
古びた壁紙とビニールクロス張りの床の、こんな感じのスペースから、
そういったものを一旦全部剥がして、
壁も床も、ペンキで塗り直し、
窓際の壁幅とピッタリ合わせた4mの板を持ってきて、デスクサイドキャビネットとウマ(架台)の上に渡してワークデスクに。
サイドの壁には真鍮製の可愛らしいウォールランプを取り付ければ、ゆったり広々&開放的な窓際のワークスペースの完成。
確かにそれなりの手間は間違いなくかかっていますけれど、特別難しいことをしているわけではないので、しっかりと準備をしてひとつひとつ丁寧に作業をしていけば、どちらのお宅でもご自分でDIYできそうな感じ。
自宅のDIYリノベーションで難しいのって、もともと何らかの形で使われている現在の空間を、頭のなかで一旦家具も何もないまっさらな状態にして、そこにどんな風に手を入れて最終的にどんなスペースに持って行くことができるのか、という一連の流れを具体的にイメージするところだと思うんですけれど、こういうのを見させてもらうと、ものすごく参考になりますよね。
うちの自宅でも、子どもたちがもう少し大きくなったら、僕の書斎と子どもたちの勉強部屋を1つにして、以前にご紹介したことのある、こんな感じの家族みんなで一緒に使える共同スペース的なものを作り込んでみるというのもいいかも、と思ってるんですけれど、本当にそうすることになったら、こちらのお宅のDIYプラン、ぜひ参考にさせていただきたいと思います。
( via Avenue Lifestyle )
【遊び心の発揮場所】サウナとロフトのベッドルーム付きの離れ家の多目的スペース
本日は、ノルウェーの首都、オスロ郊外に建つこちらのお宅をご紹介させていただきたいと思います。
緑あふれる裏庭に面したウッドデッキのテラス。これだけでも確かに素敵すぎるほどに素敵なわけですけれど、今回のポイントはこれじゃないんです。
上の写真、森の向こうに、赤茶の切妻屋根の建物があるのがお分かりになりますでしょうか? 実はこちらのお宅、もともとは手前の一軒屋にご夫婦2人で住んでたんですが、子供ができて家族が1人増え2人増え、4人家族になって、「そろそろちょっと手狭かな」と感じたこちらのお宅のお父様、幸いにして裏庭に広大な空きスペースあったので、上の写真に写っているウッドデッキのテラスを延長して、その向こうにこんな感じの離れを建てちゃったんだそうで。
建物内のメインスペースは、いろいろな用途に使えそうな、仕切りのない広いリビング。その向こうには、森につきだしたゆったりとしたバルコニー。
お風呂と、
そのとなりにはサウナも。
外部に広がる緑を眺めながらサウナでリラックス。
リビングの上には、
こんな感じのロフトのベッドルームまで。
天井低めのこのスペースに、ベッドじゃなくて直床というところがまたいいですよね。包まれ感のようなものがあって、心地よく深い眠りにつけそうな気がします。もしも自宅にこんな場所があったら、少し固めの寝心地のいいマットレスでも探してきて、高い位置にあるこの「低さ」の中にゴロリと体を横たえる感覚を楽しんでみたいですね〜。
こうやって見てみると、こちらの離れは、メインの居室というよりは、家族でいろいろなことをして楽しむための「お遊びのためのスペース」という感じなんですかね。それにしてもこの作り、はっきり言って、離れというよりも、単に普通の一軒屋をもう1つ建てちゃっただけという感じだと思うんですけれど、いくら家が手狭になったからって、こういう選択肢はアリなんでしょうか…? 羨ましいこと、この上ないんですけれど…。
離れとまでは言わずとも、納屋や屋根裏、ちょっと広めのクローゼットとかでもいいですから、いろいろ使えるこんなスペース、僕の家にもぜひ1つ欲しいものです。
( via BO BEDRE )