こちらのお宅のリビング・ダイニング、作りがちょっと素敵かなということで、ご紹介させていただきたいと思います。
明るく開放的な雰囲気のリビングスペース。
一見何の変哲もない良い感じのリビング・ダイニングの風景なわけですが、写真右端に見えている、すりガラスの入ったドアの向こうがポイントでして。
このドアを開け放ちますと、その向こうは……。
ベッドルームになってるんです。
これ、好みの話でもありますし、住む方の年齢や家族構成などによっても当然事情が変わってはくるとは思うんですけれど、リビング・ダイニングエリアとベッドルームを、同一空間または、それに準ずるような近い位置にレイアウトするのって、「便利さ」「面白さ」「スペースの有効活用」など、色々な面でのメリットがあると思うんですよね。
でも、本当に何の仕切りもなく、リビングと一続きの空間にベッドエリアを作ってしまったら、お客さんが来たときとかにベッドルームが丸見えになっちゃったりして、それはそれでちょっと困るかなと……。
その点、こんな感じに可愛らしいすりガラスのドア1枚で隔てたような作りになっていれば、開けておけば明るいリビング・ダイニングの雰囲気がそのままベッドルームにまで流れ込んできてくれますし、来客時には扉を閉めておけばエリアとして分けておくこともできるわけです。
ベッド側からのビュー。扉を開ければ、すぐそこにダイニングスペース。
フレンチドアを使って、大きく開け放ったままにしておけるようになってるところが、また良いですよね〜。
季節の良い時期には一日中開け放っておくことで、外部からの空気をリビング・ダイニングからベッドルームまで通すことも出来ますし、逆に真夏/真冬には、夜寝るときなどには扉を閉じて冷暖房の効率を上げて、というような使い方もできますしね。
これからお家を建てるご予定のある方がいらっしゃいましたら、こんな感じのレイアウトも候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか?
( via no home without you )
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【緩く隔てる】リビングの隣の1段高くなったテラス
こちらのテラス付きリビングはいかがでしょう?
リビングと隣接するテラスが5段ほどの階段で緩く隔てられたこの作り、屋内と屋外が、つながりつつも別の空間になってる感じがなかなか良い感じかなと。
テラス側が高くなっているお陰で、テラスが外部からの目隠し的な役割も果たしてくれるようになっているところもポイント高いです。
こちら、ニューヨーク トライベッカに建つ7階建ての元縫製工場をリノベーションした物件のペントハウスでして、開放感や屋外環境という面にはかなりこだわって手を入れたようで、例えばバスルームもこんなだったりして。
頭上に広がる青空と眼下の街並みを眺めながら湯船に浸かってのんびりリラックス、なんてサイコーじゃないですか? ま、実際には流石にここを開けっぴろげで入浴するわけにはいかない気がしますけど、夜だったら、室内の照明を落とせば外からはあまり見えなさそうですし、真っ暗な中で夜景を眺めながら、なんてものそれはそれで素敵そうですよね。
ベッドルームにもこんな感じのテラスが作られてます。
テラスの周囲を囲う壁はガラス製。
この開放感、良いですね〜。もうこのスペースだけだけあれば他には何も要らないくらいかも。
でも、バスルームじゃなくても、こんな感じに周囲から見られ過ぎちゃうというのは、人によってはちょっとダメなこともあるかも知れませんけどね。
ガラスに軽くミラーでも入れておいて、外部からは、鏡というほどでは無いけれど、反射で中が見えづらいような感じにしておいたりするのが良いんでしょうかね。それでも、夕暮れ以降で内部の方が明るくなってくると、どうしても外から見え過ぎな感じになってしまうのは避けられ無さそうですが、軽いスモークと組み合わせるとか、夜はカーテンを引くとか、照明の当て方との組み合わせなんかでもある程度は回避できそうでしょうか。
まあ、もしも本当にこんなところに住んでたら、他者から見られても何も気にしないで過ごせちゃうようになるような気もしますけど……。
( via SOMA )