このブログでよくご紹介するものの1つに、「空間のつなげ方/区切り方」的な話題があるんですけれど、こういうのはいかがでしょう?
リビングとキッチンの間が、スリット格子の引き戸で仕切れるようになってるんです。
これ、ちょっと良くないですか?
これが化粧合板とかだったら、引き戸をひくと「完全に閉じてます」という感じになっちゃうと思うんですけれど、これだったら閉じておいても圧迫感も無いですし、スペース同士がほど良く区切れた感じになってくれるかなと。
しかもこのスリット、ガラスも入ってるんです。なので、光と視線は遮りつつも程よく通して、音と臭いは通さないという、非常に絶妙な感じの仕事をしてくれちゃうわけで。シチュエーションに応じてこの引き戸を動かすことで、かなり色々なパターンのつなげ方/区切り方を実現できそうで、これはなかなか芸が細かいですよね。
広めのスペースを、「仕切りなく丸ごとリビング・ダイニング・キッチンに」みたいな使い方も当然良いとは思うんですけれど、そこに加えてこういうアイディアも盛り込んでおけると、さらに柔軟なスペースの使い方ができるようになって宜しいのではないかなと。
(さすがにキッチンにはちょっと合わないかも知れませんけれど)これの応用編で、障子とかを持ってきてみるのというも、もしかすると面白いかもしれませんね。
( via Home Adore )
「キッチン」タグアーカイブ
【コンパクトでも雰囲気最高】キッチンに隣接するバルコニーの屋外ダイニング
こちらのお宅のバルコニー、素敵じゃないですか?
良く晴れた休日のお昼間、屋外家具のキャビネットの上に置かれたBBQグリルで何かを軽く炙りながら、おもむろにスパークリングワインを開けて、なんてのも良いですね〜。
幅2.7m弱×奥行き約2m。広さわずか3畳ちょいの、この上なくコンパクトなバルコニーですけれど、これだけ良い感じに仕上がってたら、もうこれで十分ですよね。
両サイドを壁で囲われているところがまた良いんでしょうね。何にせよ方角が重要なポイントになってくると思うんですけれど、周囲からの視線を遮ることができて、且つ日照関係もしっかりと抑えておければ最高かなと。
真東向きにしておけば、真夏は朝から午前中のみ陽が差し込んで、昼から夕方にかけては涼し気な日陰になってくれるのかなと思いますけれど、太陽が低い位置を通る真冬は、左右の壁に日差しを遮られてちょっと寒々しい感じになってしまうかも。そういう意味では、この作りだと、真夏と真冬、両方の季節で良い感じにするというのはちょっと難しいのかなと思いますので、南向きか西向きにしつつ、夏場はタープかオーニングを追加して日差しを適宜遮る仕組みを作り込んでおくのが良いんでしょうかね。
このバルコニー、キッチンの隣にあるんですけれど、このレイアウトがまた良いんです。
キッチンの脇のドアを開けるとすぐにバルコニー。リビング・ダイニングから出られるというレイアウトも良いですけれど、キッチンの隣にあると、食器や食材を運んだり後片付けをしたりするときがラクチンで良いですよね〜。
窓から受け渡しもできちゃいます。
もしかすると、ここにもう少し大きめの出窓かカウンターテーブルでも作っておくと更に便利かも。
夜は夜で、これまたサイコーな雰囲気だったりして。
夜遅くに帰宅したご主人が、キッチンで明日のお弁当の準備をする奥様とお話しながらこのバルコニーでちょっと一杯。奥様の作業が終わったら、そのあと夫婦で軽くもう一杯、なんてのも素敵じゃないですか?
そろそろ良い季節になってきましたので、梅雨&真夏がやって来る前に、自宅のバルコニーで使う屋外家具関係のアイテムをぼちぼちチェックしておこうかなと思います。
( via Alvhem MAKLERI & INTERIOR )