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【リビングの一画のロフト】見晴らしの良い開放的なベッドルーム



昨日、「【ロフトを活用するアイディア】…」というポストを書いたんですけれど、ある程度の天井高が確保できてるんだったら、単純にこういうのもありですよね。

ロフトのベッドルーム付きリビングとその下のクローゼット2

 

リビングのコーナーの一画にロフトを作り込んで、

ロフトのベッドルーム付きリビングとその下のクローゼット1

 

ロフトの下はクローゼット。

ロフトの下のクローゼット

デスクと椅子をおいて、ちょっとした作業もできるワークスペースにも。

 

そして、上はベッドルーム。

ロフトの上のベッドルーム

全然普通。というか、開放的で見晴らしも良くて、実際のところはかなり良い感じなのではないかと。

 

ちなみにこの作りだったら、もしかしてそれほど天井が高くなくてもいけますかね。こちらのお宅は見た感じ天井高4m以上はあると思いますけれど、ロフトの下のほうは大人が座って作業ができるぎりぎりの1.4m程度で確保しておいて、ロフトの上のほうは天井高1mのベッドルーム、というくらいだったら、2.5mくらいでも大丈夫ですもんね。

 

以前に紹介した、こちらのお宅とか、

リビングの入り口の上に作られた低いロフトとその下のスペース

 

こちらのお宅みたいな感じになるんでしょうか。

 

こういうのとか、

ロフトの上のベッドエリアとロフトの下のリビング

 

こういうのもありましたね。

作り付けのロフトベッド

 

ロフトのベッドルームって、色んな作り方があってホントに面白いですよね。

自宅のリフォームプラン、いつまでたっても決められないんですけど…。

( via AHRE )

【ロフトを活用するアイディア】コンパクト目なスペースをゆったり使う



こちらのワンルーム、作りがちょっと面白いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

ぱっと見は、ちょっとゆったり目の作りのワンルームといった感じ。

ルーバーで隠されたロフトベッドルーム付きのゆったりとしたワンルーム

 

右手がダイニング・キッチン。

ロフトベッドルーム付きのワンルームのダイニング・キッチンエリア

 

キッチンの作りは結構コンパクト。

ロフトベッドルーム付きのワンルームのキッチン

 

逆側サイドがリビングエリア。

ロフトベッドルーム付きワンルームのリビング

 

広さ32平方mとのことですので、日本の感覚で言えば、「単身者向けの多少広さのある1DK」程度といったところでしょうか。その割には意外と余裕のある作りですよね。

それもそのはず、普通、32平方m/1DKのお部屋だったら、このスペースの中のどこかにベッドルームが作られてなきゃいけないわけですが、それがどこにも見当たらないわけで…。

 

ではそのベッドルームはどこにあるのかと言いますと…。

リビングエリアの収納の間から、ズイっとこんな感じにいきなり階段が出てきちゃったりして…。

ロフトベッドルームから出てきたところ

 

その階段を上ってルーバー状の扉を開けますと、そこがロフトのベッドルームになってるんです。

ルーバーで隠されたロフトベッドルームに上がる隠された階段を引き出したところ

鎧戸に隠されたロフトベッドルーム

これはなかなか良いアイディアかなと(まあ、普通に梯子でも1つ取り付けておけばそれでOKという気もしないでもないですが、毎日毎日ベッドルームに梯子で上がるというのもちょっとアレな気がしますし、こういうきちんとした階段が壁に収納できるようになっているというのはちょっと面白いですよね)。

 

リビング/ダイニング/キッチン/ベッドルーム以外のスペースはどうなっているのかと言いますと、

ロフトベッドルーム付きのゆったりとしたワンルームの入り口から室内

 

入り口の右脇、先ほどのベッドルームの下が、こんな感じのコンパクトなワークスペース。

ロフトベッドルーム付きのゆったりとしたワンルームの入り口脇のワークスペース

 

その向かいがバスルーム。

ロフトベッドルーム付きのゆったりとしたワンルームの入り口脇のバスルーム

 

玄関脇のクローゼットには、自転車まで収納できるようになってたりして。

ロフトベッドルーム付きのゆったりとしたワンルームの入り口脇のワークスペースとその横の自転車収納クローゼット

 

こうやってみてみると、決して広々という感じではないですけれど、わずか30平米ちょいとは思えないくらいにそれぞれのスペースが余裕がある作りにできてますよね。やはりこれは、ベッドルームという、必ず一定の床面積を専有せざるを得ないスペースをロフトに持っていってあるお陰かなと。

家を建てたり間取りを決めたりする際に、限りあるスペースのどこをどう使っていくかというのはかなり大きなポイントの1つになるわけですけれど、この「ロフトベッドルーム+収納式階段」、結構使えるアイディアなのではないかと。

僕の自宅でも、子どもたちが大きくなった際のリフォームプランをたまに考えてまして、その中に「ロフトでベッドルームを1つ追加」という案もあるんですが、「ベッドルームに梯子で上がるのはちょっと(日々のことだと思うとやはり何かと不便だろうし、子どもたちがふざけたり、酔っ払って帰ってきたお父さんが落ちたりしたら…)」という懸念があったりして、どうかなと思ってたんです。でも、このプランなら、結構ホントにアリかも知れないなと。時間を見つけて、もう少し具体的に考えてみたいと思います。

 

ちなみにこちらのお宅、実は普通の住宅ではありませんで、オランダ アムステルダムでこの(2015年の)秋からサービス提供を開始する、”ZOKU”という、新しいタイプの宿泊施設の中のひと部屋の写真なんです。

「新しいタイプ」といいましたが、”ZOKU”のサイトの細かい説明を読んでいくと、「住んで、働いて、地域の人々と交流するための」「宿泊施設とホームオフィスを融合した」「ベッドがメインでない」「旅行者向けの宿泊施設」というような記述がありまして、簡単に言うと(間違っているかもしれませんけれど)、「住んでいるように滞在できる」というあたりがコンセプトなのかなと。

ちなみにこの”ZOKU”とは、日本語の「族」から取ったもので、「家族」「部族」など、「同じ文化、同じライフスタイルを持つ人々がともに過ごす場所」というような意味が込められたネーミングなんだそうで。

今後、ロンドン、パリ、ベルリン、バルセロナ、ウィーン、コペンハーゲンなど、少なくとも5箇所で”ZOKU”のサービスを展開する予定とのこと。家の参考にするのも当然良いですが(そのためにご紹介したわけですが)、今秋以降にヨーロッパに旅行をする機会のある方は、宿泊先候補の1つとして検討してみるというのはいかがでしょうか。

( via ZOKU )