」タグアーカイブ

隠しひきだし付きの作り付け棚



こういう作り付けの棚、僕の家にも幾つか作ってあるんですけれど、可愛らしい小物をディスプレイしたり、ちょっとした雑貨や道具類を置いておいたりできて、インテリアで遊んだりしたいときに中々使い勝手が良いです。

でも、この棚、それだけじゃないんです。
なんと、棚の中がひきだしになってまして、色々と収納ができてしまうという…。
何だかどこにで見たことが有りそうな気がしたんですが、翌々考えてみると、実際にはこんな棚見たこと無かったですね。
「有りそうでなかった」感じなのでは無いかと。
玄関口にこの棚を作っていて、ハンコとか鍵とかそういった「油断するとごちゃごちゃになってしまいそうなもの」を収納しておいたりすると便利そうです。
しかも、「鍵付き」でして、細かい構造的な部分はよくわからないんですが、マグネットを内蔵した円柱状の木のパーツを使わないと開けられない様になっているらしいので、大切なものとかを収納しておくのにも良さそうです(あまり有名になってしまうと、泥棒さんにもすぐにバレてしまうので、防犯上の効果は薄れてしまうかもしれませんけれど…)。
鍵はこんな感じで、一見すると鍵とはわからないので、そこらへんに置いておいても大丈夫そうな気もします。
棚そのもののデザイン的には、どことなく無印の「壁に付けられる家具」シリーズの棚に似ている雰囲気もありますね。
この棚、僕は最初海外のサイトで紹介されているのを見て知ったんですが、日本のTORAFU ARCHITECTSの作品(制作:丹青社)だそうで。
単純に棚そのもののとして見てみても、非常にすっきりとしたデザインで取り付ける場所を選ばなさそうなので、家の中の色々な場所に複数取り付けて「見せるもの」と「隠すもの」をしっかりと分けることを意識してみると、インテリアの雰囲気向上に一役買ってくれそうです。

可愛らしさのあるウォールシェルフシステム



壁に棚を作りつけるためのウォールシェルフシステムというと、まずロイヤルの金具を思い出します。

僕の自宅でも使ってますが、必要に応じて棚を増やしたり棚板の場所を変えられたりして、クローゼットの中に導入しておくとなかなか便利です。
でも、正直いってロイヤルにはあまり可愛らしさは無いですね…。
事務所的とイイましょうか何と言いましょうか…。
工業製品的な感じです。
同じ作り付けの棚用の金具にしても、こんなのだったら、ちょっとは良い感じかな、と。
こちらアメリカのラバーメイドという会社のシェルフシステムです。
ラバーメイドという会社はキッチン系の雑貨なんかも作っていて結構有名な会社なんですが、個人的にはこのシェルフシステムの方がダントツで気に入りましたね。
なんというか、製品に、ロイヤルには無い「重要な視点」が盛り込まれている様な気がします。
「個人宅で使うからには、可愛らしさも必要なはず」というあたりの、本来当然必要であろう視点が。
無機質なステンレスの金具と合板の板だけでも用は足りるんですが、それだけだとちょっとさみしいじゃないですか。
シェルフシステムといえどもインテリアの一部なわけで、こんな感じに、ラタンのバスケットとかも使いたいと思いますし、ワイヤーだってちょっと被覆するだけで随分印象が違います。
こういうのもありますね。
ウォークインクローゼットの中がこんな感じになっていたら、お出かけのたびにちょっと良い気分になれそうな気がします。
これは「シェルフシステムの可愛らしさ」というよりは、そこに収納されているものの可愛らしさ、カラフルさなんだとは思いますけれど、でも、ロイヤルでクローゼットを作ったら、ちょっとこういう雰囲気に仕上げようという気にならないかな、と。
「可愛くしよう」という気にさせられる様な「何か」がちょっとでも有るか無いかで、使う人の気持ちや使い方にも影響が出てくるんじゃないかと思うわけです。
そういった意味では、このラバーメイドのシェルフシステムにはそれが有るのかな、と。
ま、そもそも僕のようなおっさんはこんなカラフルな服は一杯持ってませんので、こんな感じに仕上げようも無いんですが、嫁さんとか子供たちの服はそこそこカラフルで可愛らしいものもありますので、そういったあたりのものを収納するクローゼットとして、こういったイメージを持てていると、色々と参考になるのかな、と。
残念ながら日本のラバーメイドではこのシェルフシステムの取り扱いが無いみたいなんですが、このネット全盛の時代ですので、頑張ればアメリカから個人で買うのもそれほど難しく無いのではないかと思います。
興味がある方は、お家を建てるついでにちょっとチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
( Photo ©Rubbermaid Products )