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インテリアとレインボーな遊びココロ



コチラのレインボーカラーの道具類がキッチンに置いてあったら、食事の準備の時間を毎日ちょっとだけ底上げしてくれそうな気がします。
インテリアのカラーリングを、、黄色など、何らかの色をベースにしてカラフルにしてみたり、その補色を交えて遊んでみたりするのも良いですが、レインボーというのも良いですね。
インテリアにこういった小物や道具類を入れて遊ぶのであれば、まずはこういった「可愛らしい」、「綺麗な」道具類を見つけてくることが必要なんですが、その前の段階で忘れずにやっておかなければいけないことがあります。
それは「インテリア、内装をシンプルにしておく」ということです。
こんな感じのレインボカラーを持ってくるケースに限らず、例えばライムグリーンで統一して補色のオレンジを入れるにしても何にしても、そもそも内装に色々な色が無秩序に入ってしまっていたらこういった雰囲気にはならないんですよね。
それはそれでまた面白さがあったりして一概にNGだとかいう話では無いですけれど、色々な色を入れれば入れるほどゴッチャリとした感じになりがちですし(それが好きという方もいるとは思いますが)、バランス良く持っていくのも大変になってきますし、全体的に難易度は上がっていくのかな、と。
なので、家具や道具、小物類の良さ、面白さを最大限に活用して楽に良い雰囲気を作ってみたい、というのであれば、ベースとなる内装もそれを引っ張らないようなシンプルなものにしておいた方が無難だと思いますね。
インテリアは白や黒の落ち着いた色をベースにしておいて、ちょっと遊びたかったら、例えば壁を塗るペンキに少しだけ黄色とか赤とかを入れて、見た目ではわからない位に色を変えてもらう、という位にとどめておくと、そのあとがかなりやりやすくなると思います(ちなみに、壁を塗るペンキに何か色を混ぜたりする場合にはペンキの配合をしっかりと記録しておくことをおすすめします。いつかは塗りなおしをしたりしますので)。
「それだとちょっと寂しい」という方や「家具の関係で難しい」という方は、例えば「ダイニングキッチンだけは極力シンプルにしておく」など、特定のエリアに区切ってやってみるのも1つの手ですね。
その場合にも、あまり狭いエリアでやると結局周辺エリアのインテリアに引っ張られてしまう、ということになりますので、ある程度のまとまったスペースでやるのが良いと思います。
で、そうやって器の方を準備をしておけば、後はカラフルな小物や可愛らしい道具類を、できるだけ時間をかけてじっくりと落ち着いて探してくるだけですから。
その「じっくりと探す」がいざやるとなるとまたまた難しいんですが、ココらへんはセンスがどうとかよりも、実は忍耐力と精神力を鍛えるしかない様な気がしてます…。
「本当に気に入ったものかどうか、自分の求めているものかどうかをよーく考えてから買う」という、子供の頃にいろんな人から言われたことを実践すればいいだけなはずなんですけどね…。
Photo©M Hillier

ロフトの天窓と空間の雰囲気



こちらのロフト、キッチンになってるんですが、窓の感じが良いなと思ったのでご紹介させて頂きます。

この斜めの天井、パッと見だとどうなってるのかよくわからないんですが、簡単に言うと、斜め天井の上部に大きな天窓を作って、更に、斜め天井の下部を切り妻屋根状にえぐりとってそこにも窓を作っています。
非常に変わった造りで面白いな、と思ったんですが、この写真を見ていて思ったのが、「もしもここに窓がなかったらどうなっていただろう」、ということです。
このスペースを、キッチンに限らず、何らかの居住スペースにするのであれば窓は必須だと思いますが、よく見ると大した広さでも無く、そもそもこの2つの窓を作っていなかったら、単なる斜め天井の物置スペースや、何らかのサブ的な位置づけの空間、という扱いになっていたのでは無いかと。
そこにこの窓を作り込むことで、明るく開放感のある空間に仕上がっているのかな、と思います。
別の例で、こんな感じの天窓があるロフト(というか、階段の上のちょっとした空間というか)もあります。
こちらも、もしも天窓を作っていなかったら、使用頻度の低いモノを置いておくスペースとか、今は使われていない古いピアノでも置いて有りそうな場所になってしまっていたのでは無いかと(単なる僕のイメージですが)。
そこにこの天窓を作ることで、何だかちょっと雰囲気の良いプライベートスペース的な場所に変身できていると思います。
隙間的な小さい狭い場所に天窓を作ると、随分と雰囲気が変わって、そのスペースを全然別の位置づけの場所に変えることができるのでは無いか、というお話でした。
Photo #1©Medusa Properties , #2©jeffhurlow