こちらのダイニングルームの雰囲気、ちょっといい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
大きな棚付き腰高窓と庭につながるフレンチドア。低めの天井には天窓。
横に広がっていく開放感と、勾配天井の包まれ感が組み合わさって、リラックスしてのんびりと過ごせそうな空間に仕上がってるかなと。
この、こじんまりとした感じ、ワークスペースとして使うのにもなかなか良さそうです。
メインの仕事場として使うのはさすがにちょっとむずかしいかもしれませんけれど、休日のちょっとした持ち帰り仕事くらいであれば、コーヒー片手に小一時間、何気に集中して作業に没頭できそうな感じであるかなと。
丸いテーブルって、角にぶつかる心配がないので(当たり前ですが)、コンパクト目なスペースに少し大きめくらいサイズで入れても大丈夫なんですよね。
好みの問題もあるとは思うんですけれど、この「スペースがコーナーまできっちりと使える」感じ、結構好きです。
「ゆったり広々なダイニング」みたいなのが素敵なのは当然ですけれど、「コンパクトで落ち着けるダイニング」みたいなスペースを作りたいな、とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのダイニング、参考にしてみてはいかがでしょうか。
( decor8 )
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【頭上と空中の活用】おもしろさのある8畳弱の狭小ワンルーム
こちら、ポーランドのとある狭小住宅なんですが、アイディアや作りがいろいろとおもしろいかなということで、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。
広さわずか13平米≒8畳弱、細長いスペースの玄関側サイドには、かなり存在感のあるボックス状の造作クローゼット。
開けると中には、洗濯機まで入ってます。
クローゼットの上が、ロフトのベッドルーム。
1人で寝るには十分過ぎるくらいの広さです。頑張ればダブルベッドサイズのマットレスも入りそうですけれど、寝返りをうったときに落ちたりしたら怖いですから、このサイズに収めておくのが無難ですかね。
ロフトの下はキッチン。極限まで小さいこのスペース、決して使い易くはないとは思いますけれど、引き出し式の作業カウンターのお陰で、ちょっとした料理だったらなんとかなりそうです。
そして、キッチンの右脇がトイレ&バスルーム。
居室に戻りまして、部屋の奥のエリアには、ワークデスク&PC。
ワークデスクは伸長式。脇を伸ばしてPCをどかせばダイニングテーブルに。
そして、ワークデスクの奥にはハンモック、壁には自転車が吊られてたりして。
この狭さの中にソファを置くのはかなり厳しいと思いますけれど、これだったら大丈夫。たまには椅子じゃないところでちょっと一息つきたいこともありますから。これって別に狭小住宅だけに限った話じゃないんですけれど、ロフトといい自転車&ハンモックといい、「頭上&空中」をいかに上手に使うかって、スペース有効活用の大きなポイントなんですよね。
それにしても、8畳って、ワンルームの中でもかなり小さい部類に入るサイズじゃないですか。 昔、大学時代に、そのくらいの広さの部屋に住んでいる友人がいましたけれど、「玄関開けるとそこに小さな部屋が1つあってそれで終わり」という感じで、とてもじゃないですけれど、「自宅スペースを楽しむ」みたいなのとは程遠かった記憶があります。そこをこれだけのスペースに持って行ってるわけで、これはなかなか素晴らしいのではないかと。
狭小住宅の作りとかアイディアって、普通の一軒家とかでも、いろいろと応用できる部分があると思うんですよね。書斎やワークスペース、子供部屋あたりだと、まんまアイディアを流用できる部分もあると思いますし、「ソファの替わりにハンモック」みたいなアイディアが「いいな」と思えば、じゃあ、家を建てる際に、リビングやダイニングの壁に、耐荷重を確保したヒートンでも埋め込んでおくか、ということになって、そのヒートンがまた別の使い方もできて…なんて感じで、家の中におもしろいスペースが増えていってくれたりするのかなと。
それにしても、こういうアイディア見つけるたびに、僕の自宅にも盛り込みたいなと思ってストックに入れるようにしてるんですけれど、アイディアはどんどん集まるんですが、実際に盛り込むほうが追いつかないんですよね…。まあ、コツコツと少しずつDIYしてくしかないんでしょうかね…。
( via DESIGN MILK )