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【動線的にも合理的】森に向かって開く開放的なベッドルームと隣接する寛ぎのバスルーム



自宅のベッドルームがこんなだったら良いですよね〜。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのベッドルーム

30畳以上はあろうかという広々とした空間の真ん中に壁を立てた、ちょっと変わった作りのスペースの中央に、キングサイズのベッドを置いて。

 

枕元の壁を隔てた逆側は、実はこんな感じのバスルームなんです。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのベッドルームとバスルームとベランダ

テラスとのあいだは全開口のガラスのスライドドア。この開放感、サイコーですね〜。

夏場とかは、水着でも着て、水に使って涼みながら読書とかしてみたいかも。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのバスルーム

敢えて熱めのお湯を張って体を温めたのち、テラスに出て夕涼みしながらビールでも飲んで、また少し冷えたら風呂に入って、お風呂の中でもまたちょっと飲んじゃったりして…みたいな感じも素敵だと思います。そこまでいっちゃうと、お風呂というよりは、完全にどこぞのリゾート施設ですな。

 

このレイアウトがまたいいですよね。寝室のすぐ脇がバスルームって、便利なんです。1日のなかで、何らかの形でタイミングが重なってくることが一般的な「入浴/シャワー」と「就寝/起床」という項目が、物理的・動線的につながってると、一連の流れが非常にスムーズになってくれますから。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのバスルームとベランダ

でも、この開けっぴろげっぷりは、さすがにちょっと勇気がいるかも…。

こちら、九龍半島の北側、香港最高峰の山、大帽山の麓に建つお宅でして、どんな方がお住まいの住宅なのか、そこら辺の情報まではちょっと確認できなかったんですが、香港の方というのはこういうのは全然OKな感じの文化なんでしょうかね。

と思って全体を確認してみたら、こちらのお宅、実はこんな感じの建物。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウス

この4階建ての3階部分が丸ごと先ほどのベッドルーム&バスルームになってまして、ちゃんとカーテンもついてますから、外からも丸見えにはならないようになってるんですね〜。

これだったら大丈夫…かも…? でも、家族だけでも、あの作りはやっぱりちょっと恥ずかしかったりするような気もしないでもないような…。

まあ、これだけの豪邸だったら、他に普通のバスルームも作っておけば良いんでしょうけどね。 で、このバスルームは、水着を着て寛ぐとき用のにすれば宜しいわけで。あー羨ましい…。

( via archello )

【外に開いて環境を楽しむ】高台に建つ家の開放的なベッドルーム



こちらのお宅のこのベッドルーム、素敵すぎるんですけど。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームから街を

 

建物は、高層マンションなどではなく、高台に建つ一軒家。

高台に建つ家の開放的な家

 

高層マンションだと、いろいろな事情で窓が開閉できない(できても少ししか開かない)ということも多いですけれど、一軒家ですからそのあたりは自由自在。こんな感じの全開口のスライドドアにもできちゃうわけで。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルーム

スライドドアを全て開放すると、その向こうには、室内と一体のスペースとして使える広々としたベランダの屋外リビング的なスペース。このサイトでも、今までに何度か「ベッドルームに隣接して、こういう感じの広めのベランダやバルコニースペースが作ってあると、いろいろ使えて便利な上に、毎日の生活がいろいろと楽しそう」的な話をポストしてきたんですけれど(#1,#2,#3,#4)、ここまでいっちゃってると、ちょっと次元が違うかなと。

 

お風呂からの眺望も最高です。

高台に建つ家の開放的なバスルーム

1日の終りに、夜景を眺めながらのんびり入浴、みたいなのも素敵ですけけれど、朝の街の風景を見下ろしながら、出勤前に30分くらい、湯船に浸かってリラックス、みたいなのもいいですよね。

 

そして、当然のことながら夜景も最高です。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームからの夜景

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームに隣接するベランダからの夜景

 

高台というこのロケーションに、外に向かって開いた感じのこの作りの組み合わせ、いいですね〜。こういうお宅を見てしまうと、こういう場所を探して家を建ててみるというのもありな気がしてきます。都市部で古くから住宅地になっているような高台だと、高級住宅地で地価も比較的高いイメージですけれど、新興住宅地だったらそうでもないですしね。

ただ、やはりその地形から来るデメリット的なものもあると思うので、そういうあたりは一応確認しておいたほうがいいんでしょうけどね。

一番単純でイメージしやすいのは、「坂が大変」という話でしょうか。車で移動する前提ならば大丈夫なのかもしれませんけれど、自転車とかベビーカーを使う生活の場合にはかなり大変、というかちょっとあり得ないレベルなのかも。まあ、バスでも通ってれば何とかなるんでしょうかね。

それ以外によく言われるのは、水圧が確保できなくて水の出が悪いことがあるとか、道路の通し方が限定されるので、道が渋滞しやすい作りになっていることがあるとか、というあたりでしょうか。こういう点は少し調べることで確認はできるんでしょうけれど。

あとは、古くからの高台は地盤が強固で震災などにも比較的強いといわれる反面、新しく開発された造成地で、盛り土をしたような場所は地盤が弱いこともあるというような話もあります。この辺りの話題になってくると、かなり慎重に確認・調査をした方が良いと思います。

でも、そういう多少ネガティブな要素をクリアにする手間を掛けても、それにも勝るメリットもたくさんありますしね。

先に御覧頂いた通り、眺望がこの上なく素晴らしくて最高なのは当然として、日当たりが良いとか、風通しが良いとか、湿気が少ないとか、平地に比べて気温が少し低い(100m上がると0.6度下がるんでしたっけ? それだけの理由じゃないのかもしれませんけど)とか。

ゲリラ豪雨などの水害に強いというのもありますね。

こうやって具体的な項目をあげて考えてみると、メリットの方は、総じていえば環境とか自然に直結したイメージのものが多くて(まあ、デメリットの方も、自然のもたらすデメリット的な項目がほとんどといえばそうなのかも知れませんけれど)、だからこそ家の建て方も、「外に開いて、その土地を楽しむ」ような作りを選択するのが良いということになっていくんですかね。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームに隣接するベランダからの夜景2

こういう場所に住むのって、やはり制約もそれなりにあるわけで、「こんなところに住めるのも若いうちだけ」とか考えてしまいそうになりますけれど、条件がクリアできるならば思い切って住んでみるという選択肢もありかなと。

リアルに考えると、車を運転できない子どもはちょっと大変ですかね…。でも、足腰が鍛えられて、それはそれでいいのかも。そういう意味では、大人だって老人だって、自分の足で歩けるうちは、日々の外出がそのまま良い運動になって、ものすごく健康的な生活が送れちゃうかも。

( via Home Adore )