こちらのキッチン、ちょっと素敵じゃないですか?
建物1階の角、庭に面したシンクの正面には大きな窓。
その脇の壁には、これでもかというくらいの大きさの、壁面いっぱいの組子入りの窓。
これだけ大きな窓が作ってあると、半屋外的ともいえるレベルの開放感がありますね〜。独特の雰囲気のある井桁状の格子デザインとの組み合わせがスゴく良い感じです。
シンク正面の窓の向こうは、庭側からはこんな感じ。
小さな棚が作りつけてありまして、庭でちょっとしたガーデンパーティをしたりするときにも色々便利に使えそうですし、家族だけだったら、ここでそのまま朝食をとったりも出来ちゃいそうです。
庭やベランダ、テラスとキッチンが隣接したようなレイアウトのお家を建てるご予定の方は、こんな感じに、キッチンと屋外環境がシームレスにつながっていけるような作りを考えて盛り込んでみると、自宅でのお外遊びがはかどって色々と面白いのでは無いかと。
( via Lesley W Graham )
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【きっと色々刺激的】森に突出るウッドデッキのベランダ
このベランダ、素敵ですね〜。
シンプルな布張りの椅子に2人で並んで座って、明るいうちからちょっとビールかワインでも、なんてのも良いですし、更にのんびりする余裕があるときは、ハンモックの中でゆらゆらしちゃったりして。
逆側にも、もう1つハンモック。そしてデイベッドまで用意されちゃってたりします。
“Pensatorium”と名付けられたこちらの建物、ブラジルの著名な芸術家であり建築家でもあるTUNGA氏の自宅兼アトリエなんです。
鬱蒼と木々の生い茂ったこの広大な熱帯雨林を高く評価した氏は、ここで、森に住むサルやオオハシ、アライグマなどの多種多様な動物たちと共に生き、そこから得られたものを自らの創作活動の中に取り込んでいくことを考えて、この家をデザインしたんだそうで。
このお宅を見ていてふと思ったんですけれど、ここまで行ってしまうと、もう、「この土地を自分が所有している」という感覚では無く、「単にそこに土地(森)があり、自らもその一部となってそこに暮らしている」という感覚だったりするのかなと。
あまり上手い説明ができないんですけれど、「自分の土地」「自分の家」といった「不動産所有」の概念って、感覚的には、ある一定のレベル以上に、整地されたり周辺道路の整備などが行われた状態のものに対してしか持て無いような気がするんですよ。
例えば、自らが所有している手付かずの自然そのものな森や山があったとして、書類上/登記上はそれは確かに自分の所有する不動産なわけですけれど、自らがコントロールし切れていない状態にあるその森や山って、実際の感覚としては、単に自然そのものがそこに広がっていて、自分も単にその一部の中で暮らしているだけ、という感じになってくるんじゃないかなと。
そういうのって、イメージとしては、穏やかそうな、何かちょっと寂れたような感じだったりもしますけれど、実際には、日々暮らしていくだけでもものすごく大変で色々とエネルギーが必要でしょうし、それと同時に、逆に自然からエネルギーを返してもらったり、別な形で与えてもらったり、都会で暮らすのとは全く別の意味で、ものすごく刺激的でエネルギッシュな生活が送れそうな気がするんですよね。
まあ、こういうのも所詮は街中でしか暮らしたことの無い人間の感覚でしか無くて、野山の近くで自然とともに先祖代々暮らして来たような方々からすると、全然そんなことは無かったり、または、全然別の感覚で受け止めるものが色々とあるのかもしれませんけれど。
もしも機会があれば、一生のうちに一度くらい、何年間かこんなところに住んでみたいですけれどね〜。
( via CASA VOGUE )