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【コンパクト信奉】包まれ感のあるバルコニーの屋外リビング



「広々とした空間信奉」の戒めとしてもう一点。

どうでしょう、このバルコニー。
幅2m、奥行き4〜5mといったトコロでしょうか。
恐らく、このサイズのバルコニーが作れないお宅は無いと思いますし、マンションなどの集合住宅だって、分譲ものだったら大抵はこのくらいのバルコニーが付いているでしょう。
全然広くないですが、最高に良い感じです。
というか、コレよりも広かったら、この雰囲気は出ないかなと。
床をウッドデッキ貼りにして、木製のベンチを2つ入れてクッションを敷き詰め、テーブルと観葉植物を置いただけですが、十分に寛げちゃう、そして、程よいコンパクトさが包まれ感と落ち着きを醸しだしてくれる、素晴らしい空間に仕上がってます。
西向き/北向きに作っておけば、夏は日陰で程よく涼しく過ごせそうですし、冬は当然寒いけど、小さなストーブでも一つ置いておけば十分暖かくなってくれそうなイメージです。
コレがもしも幅4mもあったら、多分この雰囲気にはならないですよね。
コンパクトゆえの勝利だと思うんですが、最初からこのイメージが掴めていれば、そんな色々ゴテゴテと取り組まなくても、自然体で十分狙える範囲かなと。
やっぱ「何を求めるか」というあたりをまずは自分自身でしっかりと把握することと、それを実際に確認できる「具体的なイメージ」というのが大事なんですかね。

モノトーンのリビング・ダイニングと朱色のアクセント



コチラのリビング・ダイニング、随分と良い感じじゃないですか?
こういう色使い、良いですよね。
白をメインとして、避けられないトコロは黒もアリで、赤をちょこちょこ入れて、たまに黄色系。
赤の色がまた良いですね。
朱色のような鮮やかで少し黄色味が入ったような色だと思うんですが、意識してこういう系統を選んでるのかなと。
単なる赤だとドギツイ感じになりすぎちゃってインテリアに使うのはなかなか難しかったりするんですが、この系統の色だと、鮮やかなのにキツくなくてちょっと柔らかさもあるような気がします。
真似するには少しハードル高めな気もしますが、基本モノトーンで抑えておいて、朱色と黄色をたまに選ぶように心がけていたら、いつの間にかこんな感じのインテリアに仕上がって…くれたら良いんですけど…。
余談ですけど、ハンコを押すときに朱肉を使うじゃ無いですか。
あれ、何で朱色が使われるようになったのかと言うと、「朱」という色が「墨」と対照にある色で、最も良く映えるからなんだそうで。
だから何だと言われるとアレなんですが、この話を思い出しながら上の写真を見直すと、朱色とモノトーンのインテリアとのこのマッチ具合がすんなり理解できるような気がするかな、とか…。
逆側のエリアにあるバルコニーもいい感じです。
テーブルの上のお花なんかにも、さり気なくバーミリオン的な色を選んじゃったりして。
窓枠を黒/グレー系にするか白にするかは悩みどころだったのかも知れませんけど。