自宅の階段下に、こんなスペースがあったらいいですよね。
幅2m×奥行き4m足らず、せいぜい4畳ちょいといったところのスペースに、壁面一杯の造作本棚と、座り心地の良さそうな一人掛けのソファをおいたリーディングヌック。
こちら、アメリカ カリフォルニア州北部、サンフランシスコの北約50kmに位置する極上ワインの生産地として知られるワインカントリーの街、ベレットバレーのワイン園に建つ大邸宅の一画。別にお宅の中にスペースが足りないわけではありませんが、この「狭さ」からくる居心地の良さを求めて、敢えて階段下にこういうスペースを作り込んでるわけです。
広々ゆったりなリビングや書斎というのも当然素敵ではありますが、こういう包まれ感のあるこじんまりとしたスペースというのも、こういったスペースにしかない良さがありますよね。
ここまでの話の流れをぶった切る覚悟で現実的な話をさせていただくならば、階段下、しかもわずか4畳程度というそのコンパクトな隙間的スペースを使って作れてしまうという点も、都市部の狭小住宅に住む身としてはかなり魅力的です。
ご自宅に書斎が欲しいけれど、部屋数やスペースに余裕がなくて…とお悩みのお父様お母様がいらっしゃいましたら、こんな感じの階段下のリーディングヌック、導入をご検討してみてはいかがでしょうか。
壁沿いにテーブルを2つ3つならべて、家族皆で使える共用のワークスペース兼読書エリア、みたいにしてみるのも面白いかも。
( via WADE DESIGN ARCHITECTS )
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【居心地最高なヌックスペース】包まれ感のある天窓の下のコンパクトなリビング
こちらのリビング、ちょっといい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
観葉植物の深い緑と、アースカラー基調の落ち着いた雰囲気のインテリアの組み合わせ。自宅にこんなスペースがあったらいいですよね。
実はこちら、個人のお宅ではなく、パリのセーヌ川南岸の13区、イタリー広場から北東へ2ブロックの位置に建つ”C.O.Q Hotel Paris”のゲストルームのリビングスペースなんです。
先ほどの一画だけでもかなり素敵なんですけど、その脇にはさらにこんな感じのスペースが作りこんであったりして。
幅2mちょいといったところでしょうか。両サイドを壁に挟まれた、天窓の下のコンパクトなスペースに、座り心地の良さそうなソファを置いて。この包まれ感のあるこじんまりとした感じ、この上なくリラックスして過ごせちゃいそうじゃないですか?
先ほどの椅子の置かれたエリアまで含めても、5m×2m≒3坪6畳くらいですかね。こういうの見ちゃうと、ほんのちょっとしたスペースが確保できて、そこに自分の好みを少しづつ丁寧に盛り込んでいくことさえできるなら、自宅に何十畳ものの広々リビング・ダイニングなんか全然必要ないんだなと改めて思っちゃいますよね。
スペースにそこまで余裕はないけれど、自宅に落ち着いて寛げるスペースを作りたいけれど、正直スペースに余裕がなくて…とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じの居心地最高なヌックスペース、参考にしてみてはいかがでしょうか?
( via ALICEPOINT )