ここのところあまりご紹介ができていなかったんですけれど、こういう「一人掛けのソファの置かれた寛ぎのリーディングヌック・スペース」みたいなの、大好物なんですよね。
それこそ、こういうスペースのある物件ばかりを毎日探してた時期もあったくらいでして。
幅1.5m×奥行き1.5mちょい、本棚の部分まで入れても2畳はないというくらいのコンパクトな空間。周囲を囲うように造作された本棚。そこに座り心地の良いソファを置いて、何ものにもじゃまされることなくただ独り、手元に目を落として静かに集中して…とか、これもう最高なんじゃないかと思うんです。現代の日本人の多くが失ってしまった(または失いかかっている)何かが、ここにはあるのではないかと。ソファは、しっかりと時間をかけて選んび抜いた、できるだけガッシリとした作りの、最上級のものを奢りたいものですな。
頭上に開けられた丸い天窓もいいですね〜。いっそのこと、周囲の天井部分をドーム状にしちゃったら、もっといい感じかも。
このくらいの大きさのスペースなら、僕のうちにも、きっとどこかに空きがあるはずだと思うんですけど、なぜかないんですよね…。
( via Home Adore )
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【包まれてリラックス】勾配天井と天窓の下の明るく開放的な寛ぎスペース
ロフトとかで、屋根の裏の斜めになった形がそのまま出てきているような勾配天井の下のスペースって、ちょっといいですよね。
たとえばこんな感じのキッチンとか、どうでしょう?
頭上に大きな天窓の入った、明るく開放的なキッチン。斜めになった天井の下のスペースの、おもしろさと包まれ感のような落ち着く感じがまざりあったようなこの独特の雰囲気、好きなんですよね。
ちょっと話それますけれど、この写真を見てて思ったんですが、「勾配天井の下にダイニングテーブル」って、もしかして結構ありかも知れませんね。
天井や壁が斜めになっていると、壁にピッタリと寄せて物を置くことができませんから、何かを設置しようとするとちょっと不便じゃないですか。工務店さんに頼んで、傾斜にあわせて家具を造作してもらえばいいんでしょうけれど、手間もコストもそれなりにかかりますし、賃貸だったりしたら尚の事ハードルも高くなりますしね。一度作ってしまったら模様替えもなかなかできないというあたりも引っかかってきたりします。
その点、ダイニングテーブルの上って、特に作業をしたりするわけでもないので実際にはそこまでの高さを必要としないわけで、だったらそこにこういう感じにテーブルを置いてしまうというの、意外と正解だったりするのかなと。
まあ、そういう意味では、ソファを置くというのもありですよね。
寛ぐだけなら特に高さは必要ありませんし、勾配天井の下の独特の包まれ感と相まって、より一層リラックスして過ごせそうな感じのスペースになってくれたりもしますしね。
ベッドなんかも当然ありだと思います。
天窓の真下に、シンプルに最上級のマットレスをそのまま置いて。スキップフロア的に1段高くしてあるところがまたいい感じ。※本当にこんな感じの寝室をお作りになる場合には、「明るいと寝られないの」という方は、シェードやブラインドなどで天窓をきっちりと閉じる方法を検討、導入おくことを「強く」オススメいたします。うちの嫁さんがまさにそうなんですが、寝室の天窓のお陰で、日の出の早い季節には、強制的にものすごく早起きをさせられてるらしいです…。
バスルームというのも、これまたありですよね。
勾配天井の下で、湯船に体を浮かべてリラックス、みたいなの、いいですね〜。このバスルームを作る前にあらかじめ月の軌道を確認しておいて、湯船に浸かりながらお月見ができるような位置関係で天窓とバスタブを配置できちゃったりしたら、これもう最高でしょうね。
とまあ、なんだかひたすら個人的な思い(&妄想)が全開な感じのポストになってしまいましたが、つたない文章ながらも、僕がいかに勾配天井下のスペースを愛しているかについて、みなさまに多少なりともお伝えすることができたのではないかと思います。
お宅の3階にも(別に3階に限りませんが)、こんな感じの勾配天井下のスペース、おひとついかがでしょうか?
( via archilovers )