リビングの壁面に作り付けられた、何の変哲も無いこのキャビネット。
一番端の扉をパカっと開けますと……。
そこには、小さな小さなワークスペースが収められてたりして。
幅70cm×高さ140cmといったところでしょうか。こういうアイディア、たまに見かけますけれど、このくらいコンパクトなのは結構珍しいかも知れませんね。
確かに、実際に作業をするときには座っているわけで、高さはそれほど必要ないわけですし(とは言え、身長170cm程度の人の平均的な座高が90cmちょい、椅子の座面高が45cm前後と考えると、人が座って作業するためには、最低135cm前後の高さは必要ですけれど)、このくらいのサイズだったら、既存のクローゼットをそのまま流用したり、逆に、将来使わなくなったときにはそのままクローゼットに戻したりできるので、かなりお手軽な感じで作れてしまうのかなと。
デスクの上を片付ける時間がなくて、作業中の雑多な状態のまま置いておきたいようなときでも、扉を閉めれば何事もなかったかのような状態にできるので、キレイ好きな方にもオススメかも。
内部にコンセントを作っておけば、PCや照明も問題なく使えます。
プリンタとかの周辺機器のことも考えると、コンセントの数はちょっと余裕を持って作っておいたほうが良いかも知れませんね。
これ、コンパクトなだけに、かえって色々と作り込み甲斐がありそうな気もします。
電源とか照明とかの必須設備系は当然のこととして、例えば壁に有孔ボードを取り付けて、細々した道具とかを引っ掛けて収納できるようにして、DIY用の作業用スペースとして使ってみたりするのも面白いかも知れませんし、足元にキャスター付きのキャビネットを収めておけるようにしておいて、それを引き出して展開すると、この一画が一気にワークスペース的なエリアにできる、とかそういうのも面白そうじゃないですか?
「自宅のリビングにワークスペースを作りたいけれど、ちょっとスペース的な制約が…」という方は、こんなアイディアを参考にしてみるのもアリなのでは無いかと。
( via nu INTERIEUR ONTWERP )
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【省スペースで省時間】DIYのドロワー式洗濯乾燥ラック
これ、なんだかお分かりになりますでしょうか?
サーバーラックのキーボードテーブルのような引き出し式の台に、ネットが張ってあります。
実はこれ、引き出し式の洗濯物乾燥用のラックなんです。
こちら、アメリカに住むデビーさんという、4人の子供を産み育てたお母様が、DIYでイチから作っちゃったものなんだそうで。
材料も作りも結構シンプル。
塩ビ樹脂のパイプと、
強度を出したかったらイレクターとかを使っても良いかもしれませんけれど、ちょっと重いかも?
L字のジョイントも。
ランドリー用のメッシュのネット。
そして、マウント用のレール。
このレールについては、デビーさんが熱く語ってたんですけれど、「他のものは安いものを選べば良いけれど、レールだけはちゃんとしたものにしなきゃダメよ」とのことで。
何でも、L字型の下から支えるタイプのモノはダメなんだそうで、横から取り付ける、そしてできるだけスムーズに動くタイプのモノを選ぶ必要があるんだそうです。
材料はこれだけです。
そしてまず、パイプを組みまして、
当然のことながら、パイプは、予めドロワーを収納するスペースのサイズを測っておいて、それに合わせてピッタリとカットしておく必要があります。
そこに、ランドリー用のメッシュのネットを張ります。
レールの位置を合わせて、
レールを取り付け。
ドロワーを取り付ける壁にも、受け側のレールを取り付けます。
これにて完成。
思ったよりもかなり簡単に出来上がっちゃいそうですね。
でも、シャツとかワンピースとかを干すのには、あんまり効率が良く無さそうな感じで、ちょっと向いてないかも……? 靴下とかハンカチとか、いちいち洗濯バサミで留めて干すような小物類をズラッと並べて干したりするのには便利そうな気がしますけどね。最下段は、フレームをラダー状に組んでおいて、ハンガーを引っ掛けられるようにしておけば、Tシャツとかを干すのにも使えそうです。
奥に小さな扇風機でも置いて、常に風を通せるようにしておけば、雨の日に室内に洗濯物を干す際にも、小さなスペースで邪魔にならずに室内干しができますし、お出かけ前の忙しいときとかでも、洗濯機から出した洗濯物をザーッと並べて扇風機を付けて出かけるだけで、生乾きも防止できちゃったりして、これはかなり良いアイディアかも。
ランドリーエリアにおいてあるワイヤーフレームのラックの中を2段分くらい使って、こんな感じの小物乾燥用の専用エリアを作っておくと、結構便利に使えそうな気がします。
( via Me and My DIY )