こういう本格的なホームシアター、自宅にあったらちょっと良いですよね。
37インチの液晶テレビに5.1chのサラウンドシステム。場所とお金に余裕があったら是非ともやってみたいものです。
しかもこちらのお宅、隣接するベッドルームに、膨大なDVDライブラリを収納する巨大な収納棚が作られちゃってたりして。
こちら、IKEAのLACKという収納システムを組み合わせてDIYしたものなんだそうで、このスペースで約2,000枚のDVDを収納しておけるようになってるんだそうです。
これは良いアイディアですね〜。
ベッドエリアの頭上スペースって、基本的には何にも使ってないスペースなわけで、極端な話ロフトの斜め天井の下みたいに高さがない場所だって大丈夫なくらいなわけですから。
2,000枚のうちの半数程度は、スリムなタイプのケースに入れ替えて更に収納効率を上げてあるんだそうで。
多少圧迫感があるような気もしますけど、でも、大好きなコレクション類が収まってるわけですから、気にならないどころか人によっては嬉しいくらいかなと。
でも、この作りのままだと、万が一地震があったりときのことを考えるとちょっと怖いですね。日本みたいに地震の多い国の場合、簡易なものでも良いので何かしらのガード的なものは欲しいかも。
ちなみにこちらのお宅のオーナー、DVDは全部で2,700枚持ってるんだそうで。
では、残りの700枚はどこに収納してあるのかと言いますと……。
ベッド下の引き出し式収納の中に収めてあったりして。ここだけで更に1,000枚収納しておけるようになってるんだそうです。
でも、多分コレはちょっとアレなんじゃないかと思うんですよね。
実は僕も独身時代に、全く同じような感じで当時500枚くらい持っていたCDをベッド下の収納しまってたんですけれど、コレ、長くやってるとだんだんと埃とか小さなゴミが溜まって来ちゃうんです。
衣類だったら定期的に出して軽く掃除機でも掛ければ良いんでしょうけれど、数百枚単位のCDやDVDとなると、取り出してまた同じ並びでしまうだけでもちょっとした手間になったりするかなと。
アイディア自体は悪く無かったと思ってるんですが、引き出しの底をメッシュ状にして埃が溜まりづらいようにするとか、または、掃除がしやすいような仕組みを何か考えておくとか、そういう一工夫があると良いかも。
何にせよ、趣味のアイテムをきっちりと整理して収納しておけるようなこういう仕組み、男の(いや、もしかすると女性でもいるかも知れませんが)憧れの1つなんじゃないかなとか思っちゃいます。
子供たちが大きくなったら、家のリフォームするときにこういうのやってみたいですね。
ま、全部デジタルなこの時代ですから、その頃には棚に並べたいようなアイテムなんて何一つ無くなってるのかもかも知れませんけどね……。
( via Min Hembio.com )
「収納」タグアーカイブ
【エコで便利で経済的】テラスを囲む「夏の壁」
このテラスの雰囲気は良いですね〜。
中庭のように左右を囲まれたテラスの上にタープが張られちゃったりして。
こちらのお宅、どんな作りになっているのかと言いますと…。
メインの建物の南側に厚さ1m程度の独立した壁が建てられてまして、先ほどの写真は、この壁とメインの建物の間のペースだったというわけで。
この壁、その名も”Summer wall”と言いまして、テラス用の屋外キッチンや色々なものを収納しておくためのクローゼットスペースを内包しつつ、暑い夏場に南側からの日差しを遮って日陰を作るという役割も果たすように設計されてます。
必要に応じてメインの建物と壁の間の上部にタープを張って、更に積極的に日照をコントロールすることも出来るわけです。
キッチンの右側にはデイベッド的なスペースも作りこまれてたりして。
これ、かなり面白いアイディアですよね。
実はこちら、本当の住宅ではなく、「ソーラーデカスロン」というコンテストに参加するために、ハンガリーのブダペスト工科経済大学の学生のチームが2年の歳月を費やして作った作品なんです。
「ソーラーデカスロン」というのは、米国・エネルギー省(U.S.Department Of Energy / D.O.E)が主催となって2002年に始めた次世代のソーラー住宅設計コンテストでして、世界中から選抜された20の大学の各チームが、実際にソーラー住宅を設計/建設して総合的な優劣を競うというもの。
デザイン性、快適性、省エネ性、革新性、市場性など合計10項目で評価を競って総合順位を決めることから、陸上競技の10種競技(デカスロン)になぞらえてネーミングされました。
実際にはまだまだアイディアレベルのものの方が多いんでしょうけれど、こういうものが一般の住宅に実現可能なプランとして盛り込んでいけるようになってくれると、「エコで便利で面白くて」みたいな、本当の意味で夢のある家が建てられるようになってくれそうな気がします。
( arch daily )