コンパクトでも、こういうベッドルームは、落ち着いてぐっすり眠れそうな感じがして良いですよね〜。
低く緩やかな勾配天井の下の、独特の包まれ感のあるロフトスペース。壁一杯に作られた大きな窓もポイント高いです。
奥のスペースにはクローゼット。
こちらもそれほど大きな収納ではないですけれど、男性一人分くらいなら十分に収めておけそうなくらいの容量はあるでしょうか。
こちらのベッドルーム、ロフト的なスペースに作られてまして、下はこんな感じのリビング・ダイニングになってます。
上の写真をご覧になってお気づきになった方もいらっしゃるかも知れませんが、こちら、キャンピングトレーラーハウスなんです。
広さ8フィート×20フィートとのことですから、メートル法換算で2.4m×6m=14.4平方m≒4.36坪、9畳弱。数字でみると相当コンパクトなわけですけれど、内部はかなり充実してます。
キッチンは、壁付けの流しのスペースと、
対面に調理用のスペース。
作業用のスペースがちょっと足りない気もしますけれど、そこらのワンルームマンションのキッチンよりかは使いやすいかも。
洗面&トイレ。
省スペースタイプのコンパクトなシンクはIKEAものでしょうか。壁付けのアコーディオンアームの鏡も同じくIKEAの、うちの自宅でも愛用しているFRACKというものだと思います。
IKEAものってこういう感じに使えるものが色々あって重宝しそうですよね〜。
ロフトのスペースがフロアの半分あるとしても、9畳×1.5=13.5畳。キッチン、バス・トイレまで含めてですから、せいぜい単身者向けの1LDK程度のサイズといったところなわけですけれど、一人暮らしでこれだったら十分ですし、夫婦+小さなお子様2人くらいまでだったら、4泊5日の旅行くらい、全然問題なくできちゃいそうです。
まあ、4人家族でここに住むというのは流石にちょっと厳しそうな気がしますけれど、ロフトやバスルームの作りなんかは、コンパクトなスペースを有効活用するためのアイディアとして参考にしてみたら意外と宜しいのではないかと。
これから家を建てたり、リフォームしたりするご予定のある方で、「スペースが足りないかも?」と悩んでいる方がいらっしゃいましたら、こういうコンパクトなトレーラーハウスを色々とチェックしてみるというのもありかも知れませんよね。
( via the tiny project )
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【緩く隔てて使う】リビング・ダイニング・キッチンの脇のベッドエリアとサンルーム
こちらのお宅、スペースの使い方が素敵だなと思ったのでご紹介させていただきます。
40平米程度のリビング・ダイニング・キッチンの一画に壁を1枚立て、フロアを20cm程度高く上げてつつ腰高の収納と組み合わせて、周囲から緩く区切られたスペースを作りまして、
壁沿いには2人で同時に作業ができる横長のワークスペース。
収納の裏側にはベッドエリア。
単身者の1人暮らしや若い夫婦2人のみで暮らすにしても、「リビング・ダイニングからベッドエリアが丸見え」というレイアウトは、来客時などのことを考えるとやはりちょっと抵抗があるという方も少なくないと思いますけれど、こうやってほんのちょっと区切っておくだけでも随分と雰囲気は変わってくると思うんですよね。
ちなみに、一段上げられたフロアの下もしっかり収納として有効活用されちゃってます。
厚さがありませんから、そこまで使い勝手は良くないかも知れませんけれど、面積はそれなりにありますから、布団類や冬物の洋服、たまにしか使わないレジャー関係のものなんかをしまっておくスペースとしては結構便利に使えそうですよね。
しかもこのリビング・ダイニング、向こう側に見えているガラス扉を開けると、
こんな感じのサンルーム的なスペースがあるんです。
これ、なかなか良いアイディアですよね。
この作りだったら、真夏や真冬の、ちょっと屋外に出てのんびり、という感じではない時期でも比較的手軽に半屋外的なスペースとして楽しむことができますし、逆に、春や秋などの気候の良い時期には窓を全開にして季節の移り変わりを全力で楽しむこともできます。
このスペース自体が外部と内部をつなぐ前室的なスペースになってくれて、断熱や省エネ、結露防止なんかにも一役買ってくれるかも知れませんね〜。
こちらが間取り図です。
広さわずか40平米、何の変哲もないワンルームという感じのお宅ですが、区切り方を考えることでこれだけ面白い感じにできるわけで。
それにしても、こちらの「ちょっと大きめのワンルーム的なスペースを区切って、その一画を1段高くして作りこまれたベッドエリア」「サンルーム的なベランダ」 という作り、以前にどこかで同じようなお宅を見たことがあるような気がしまして、過去にご紹介した物件をちょっと漁ってみたところ、1年くらい前にご紹介したこちらのお宅とかなり似ていることに気が付きまして。
と思ってよくよく見てみたら、どちらも同じint2architectureというロシアの設計事務所の手がけた物件でした。ご興味のある方は、こちらの案件もチェックしてみてください〜。
( via int2architecture )