廊下の突き当りの障子をするするっと横に引くと、そこには白基調でまとめられたインテリアのベッドルーム。
![障子の向こうのベッドルーム_[0]](http://juutakudesign.com/wordpress/wp-content/uploads/3bd99cbfd02c7a0d87b46eee8f90fe2d-449x600.jpg)
ものすごく落ち着いているのに遊び心も感じられるこの感じ、ちょっと素敵じゃないですか?
こちら、スウェーデンの不動産販売のWebサイト、”Stadshem”で実際に取り扱われている物件のベドルームの写真なんですけれど、この北欧インテリアと和の組み合わせ、不思議なくらいに違和感なくマッチしてくれちゃっている感じがしますよね。
![障子で区切られたベッドルーム_[0]](http://juutakudesign.com/wordpress/wp-content/uploads/a438401b975876c92a7c8d20da756977-449x600.jpg)
このベッドルームの中に溶け込んだ障子をじっと見つめていると、木と紙で作られたこの建具は、もしかして、もともとものすごく北欧的な要素を持ちあわせていたのではないかという気さえしてきます。
スペースを区切る方法って色々あるわけですけれど、これはこれでなかなか良い感じなのではないでしょうか。
確かに、しっかりとしたドアと比べれば、防音/断熱といった機能の面では「足りない」と思わさせられてしまう部分もあるかもしれませんけれど、その「閉じてあっても完全に仕切り切っていない感じ」が、場合によってはベストの選択肢になるということもあると思うんですよね。
これから家を建てたりリフォームするご予定のある方、家の中の仕切り方の選択肢の1つとして、「障子」も引き出しの中に入れておくと、ちょっと面白いアイディアにつなげることができるかも知れないかなと。
( via Stadshem )
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【面白さのあるコンパクトハウス】包まれ感のあるロフトのベッドルーム
こういうロフトのベッドルームも良いですね〜。

先日ご紹介したミニキャンピングトレーラーのロフトのベッドルームよりも、更に天井が低くて屋根裏っぽい感じですけれど、これはこれでなかなか宜しいのではないかと。
こちらはどんなスペースの上に作られたロフトなのかと言いますと、下のフロアはこんな感じの、コンパクトなリビング・ダイニング。

ロフトに上がる階段を挟んだ逆側はキッチンスペース。

上部には天窓が作ってあったりして、明るくて開放感のある良い感じのコンパクトな作業スペース。

ダイニング脇のワークスペースは結構贅沢な作りになってます。

こちら実は、アメリカ オレゴン州ポートランドのウィラメット川に浮かぶフローティングハウスの中の風景なんです。

広さ14フィート9インチ×22フィート6インチ=332スクエアフィートとのことですから、メートルに換算しますと、4.5m×6.6m≒29.7平方m=9坪といったところでして、奇しくも、先日ご紹介したキャンピングトレーラーのちょうど倍の広さということに。
偶然なことに、このお宅もバスルームにはIKEAのFRACKというアコーディオンアームの鏡が使われてたりして。

狭小系の住宅で省スペースな洗面所を作る際には、こういったアイテムが定番なんでしょうかね。
先日のキャンピングトレーラーは流石にちょっとコンパクト過ぎだった気が気もしないでも無いですけれど、9坪くらいになってくると、日本の都市部の狭小住宅の最小パターンとして現実的にあり得るサイズです。
まあ、こちらのお宅の場合には、「周囲が川」という特殊且つ素晴らしい環境条件あってのこの作りなわけでしょうけれど、日本でも、周辺環境に面白さがあるような土地を探して、こういったお宅を参考にしつつ、面白さのあるコンパクトな一軒家を建てることを検討してみるというのも、1つの選択肢としてはありかも知れませんよね。

( via Tiny House Blog )















