こんな感じに、自宅に家族皆で一緒に使えるワークスペースがあるのって、良いですよね〜。
こちら、アメリカ南東部 ノースカロライナに住むジョンソンさんご夫妻の自宅のワークスペースでして、もともとはダイニングスペースで、そこで奥様が写真関係の仕事の作業なんかをしてたらしいんですが、どうにも使いづらくて我慢ができなかったので、ご主人に相談をして自分たちでリノベーションしてしまったんだそうで。
自宅で仕事をする方はもちろんのこととして、別に自宅で仕事をするわけでは無い方でも、ちょっと持ち帰り仕事をしなければならないようなときとか、本を読んだり、PCで調べ物をしたいときなど、どんなときでも全てここで作業することが出来て便利そうです。
何よりも、こうやって家族皆で使えるようになっていることで、「家族みんなでお絵かき」「家族みんなで工作、DIY」「子供たちは勉強、お父さんとお母さんは読書」みたいな感じで、家族で時間と空間を共有しながら、色々なことをいっしょにすることができるところが素晴らしいかなと。
女性的な柔らい雰囲気でまとめてあるところも素敵です。
僕は男性なせいか、インテリアの雰囲気なんかも、どちらかというと「カチッとすっきり」みたいなのが好みだったりするんですが、家族で暮らしていれば当然家の中には男性も女性も両方いるわけで、だったら女性のアイディア主導でこういう感じにしていくというのも、遊び心があってなかなか宜しいのでは無いかと。
うちの自宅のダイニングも、将来こんな感じの多目的ワークスペースにリノベーションしてみようかな…。問題は、代わりのダイニングを作るような別の場所が、今のところどこにも見当たらないところなんですけどね……。
( via Be True Image Design )
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【メゾネットにリノベーション】ロフトのベッドルーム付きワンルーム
こちら、フランス・パリの街に建つマンションのリノベーション物件なんですが、作りがちょっと面白いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
専有面積32平方m。玄関・バス・トイレまで含めての面積ですので、居室に充てられるスペースはせいぜい25平方m≒15畳程度という感じ。
一人暮らしならそれなりの広さという感じでしょうけれど、夫婦2人で住むにはちょっと厳しいですかね。
こちらがリノベーションした後の実際のフロアの写真です。
結構広々としたダイニング・キッチン。
キッチンもそれなりの広さが確保されてますし、悪く無いですよね。
しかし……。
どこにもベッドが無いです…。夜になったら布団を出して敷くんでしょうか……? フランス人にそんな習慣は無いと思いますけど……。
と、思ったら、ワンルームマンションなはずなのに、何故か階段っぽいものが……。
単なる階段っぽい形をした収納のようにも見えますけど、上った先の天井から光が漏れているように……。
やっぱり階段です。
実はこちらのマンション、リノベーション前は普通のワンルームだったんですが、リノベーションする際に屋根裏スペースを使ってロフトを作って、メゾネット的な作りのお部屋にしてしまったんだそうで。
そもそもロフトってこういうものなわけで、別にアイディア的には新しくも何とも無いんですけれど、15畳ワンルームが15畳+15畳の2フロア1LDKに生まれ変わってしまうという意味では、かなり大きな変化ですよね。
階段は当然、「収納っぽい階段」というわけでもなく、正真正銘の壁面収納。
階段下を全てきっちり収納にしてあります。スペースにそれほど余裕があるわけではないですから、こうやって全てのスペースを余すところなく使い切るようなアイディアは大事ですよね。
階段を上がった先が、ロフトのベッドルーム。
天井には天窓が1つ。少し薄暗い感じのこの雰囲気と勾配天井の下の包まれ感の組み合わせ、ものすごく落ち着いて眠れそうな気がしません?
ベッドルームの奥には6畳程度のスペースが。
服や色々なものを収納しておくためのウォークインクローゼット的なスペースとして使っても良さそうですし、ちょっとした書斎的なスペースを作ったりしてみるのも、こじんまりとした雰囲気で落ち着いて作業ができて良いかも知れません。
夫婦2人暮らしだったら、こんなところで、あまり沢山ものを持ちすぎないシンプルな生活を送るというのも良いかも知れませんね〜。子供たちが独立した老後とかに住んでみたいかも。
( via arch daily )