こちらのお宅、窓と、家のいたるところに作られているニッチがどれもいい感じだったので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。
まずは書斎。
勾配天井の下のコンパクトなスペース。漆喰の壁と、正面に作られた飾り格子小窓の組み合わせがとっても可愛らしい雰囲気を醸してくれてます。
続きましてベッドルーム。こちらは大小2つの観音開きの格子窓の組み合わせ。
枕元の頭上に作られた小さい方の格子窓、素敵ですよね。
ダイニングの壁には、深く掘られたニッチの本棚。
暖炉のあるリビング。上部と両脇に掘られた3つのニッチはいろいろな使い方で楽しめそうです。
バスルームには大きな天窓とオーバヘッドシャワー。もちろんニッチの小物置きもあります。
窓は当然のこととして、ニッチだって、どんな家にでも必ず作れる非常にオーソドックスなアイテムなわけですけれど、それだけでもこれだけ楽しめちゃうんですよね。
この2つのアイテム、唯一にして最大の難しいポイントは、どちらも後から簡単に追加できるものではないというところ。なので、家を建てる前の段階で、その窓がそこにあったらどうなるのか、そのニッチをどこに作ったらおもしろいのか、という具体的にイメージをどこまで固めていけるのかが大切なのかなと。
まあ、実際に住んで感じたことをベースに自分でちょいちょいDIYしてくとか、リフォームの際にまとめて手をいれるとか、そういうやり方もありますけどね。
( via Lonny )
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【リビングよりもキッチンを】巨大なカウンターテーブルと充実した収納スペースのあるダイニング・キッチン
こちらのお宅のダイニング・キッチン、ちょっといい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
幅約4m×奥行き5m、30畳以上もの広さのある大空間のダイニング・キッチンの中央には、幅3m以上、大人4人が横に並んで食事をすることもできる、ゆったりとしたアイランドカウンター。
当然こことは別に、手前のエリアにメインのダイニングスペースも作り込んであります。
側面の壁は一面造作の本棚と収納。ダイニング・キッチンにこのくらい余裕のある本棚があると、お料理関係の本なんかもいろいろと置いておけて便利そうですよね。
キッチンエリアの奥の壁面には、大物調理器具専用の収納スペースが。
こういう調理器具類って、かなり嵩張る割りには必ずしも毎日使うわけでもなかったりして、だからといってキッチンから離れた場所にしまいこんだりすると途端に使い勝手も悪くなりますし、結構扱いに困ったりするんですよね。その点こんな感じに、キッチンの一画にまとめて収めておけるようになっていると、使いたいときにサッと出して使って、使い終わったらまたすぐに定位置に戻して、という感じて使えて宜しいのではないかと。
逆サイドの冷蔵庫とオーブンの間には、こんな感じの調味料専用の収納棚が作り込まれてたりもします。
このくらい収納が充実してると、何をするのもやりすいでしょうね。
元のスペースが30畳以上という恵まれた環境だからこそ、こんな感じにかなり余裕を持った収納を作れるわけですけれど、キッチンというのは毎日何時間もの間、作業を行う場所であり、そして各種の道具類を収めておく収納場所でもあるわけで、作業スペースと収納にはできるかぎり余裕を持たせて理想的な形で収めておけるようにしておきたいですよね。
「広々したリビング」も当然良いとは思いますけれど、もしも各種のエリアに割り当てるスペースにそこまで余裕がない、という場合には、もしかすると、「こじんまりとした、ほどほどに居心地のよい小さなリビング」と「広々として使い勝手の良いダイニング・キッチン」の組み合わせというのも選択肢としてはありなのではないかと。
まあ、ホントは、「どのエリアも広々と余裕のあるリビング・ダイニング・キッチン」が一番いいとは思うんですが、世の中、そうそう上手く行くことばかりじゃないですしね…。
( via BUNKER WORKSHOP )