こちらのバスルームのこの感じ、いいですね〜。
勾配天井の下のスペースを細長く縦に使って、手前が洗面所、その向こうにはオーバーヘッドシャワーを2つ並べたシャワースペース、側面の壁は一面全て格子入りの窓。一番奥のエリアに置かれたバスタブに身を横たえたら、斜めの天井の下の包まれ感と、細長いスペースの先に抜ける開放感が組み合わさった特別な感覚を味わえそうです。もう少し天井が低いか、または、底上げしてバスタブ自体に高さを持たせてみたりしたら、もっとおもしろい感じになるかも。
コンパクトなのに開放感があって狭さを微塵も感じさせないこの作り、遊び心もたっぷりで、とっても素敵じゃないですか? 省スペースですし、日本の狭小系の住宅のバスルーム案としても十分ありなのではないかと。
あ、でも、窓が大きくて天井が高いので、冬場はもしかするとちょっと(かなり?)寒いかも知れませんよね。こちらのポストをご覧いただいている方の中で、「こんな感じのバスルーム、本当に作っちゃおうかな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、防寒/断熱関係の対策についてはしっかりと検討することをおすすめしておきたいと思います。
( Photo ©Derek Swalwell )
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【奥に広がるレイアウト】リビング・ダイニング脇の細長いワークスペースとその向こうのプライベートスペース
こういう横に長いワークスペースって、視界の中に余計なものが入り込まない分、集中できそうでいいですよね。
背面の壁全体に巨大な本棚が作りつけられてるところも魅力的。これだけサイズがあれば、定期的な整理整頓さえ心がけておけば、本や書類の収納場所には一生困ることはなさそうです。
こういう細長い形だと、スペースとスペースのあいだの、ちょっとした隙間的な部分を有効活用できちゃいそうなところもまたいいかなと。
こちらのお宅の場合、こんな感じのレイアウト。
玄関から屋内に入りますと、まずリビング・ダイニング・キッチンがありまして、
そこからこのワークスペースを挟んで、
その奥がベッドルーム、
さらにその奥がバスルームという配置。
ヘキサタイル貼りのモノトーンな空間にブラスの輝き、映えますね〜。
細長い空間を順番に重ねて動線で横串にしたようなこのレイアウト、スペースが奥に向かって広がっていくような感じがあっていいですよね。
ワークスペースがリビング・ダイニングよりも玄関側だとさすがに落ち着かないでしょうし(敢えて落ち着かない場所に作ることで、他者の視線を緊張感や集中力の増幅剤として使う、という手もありますが)、ベッドルームの向こう側、バスルームの向こう側というレイアウトも動線的にはちょっとありえないわけで、リビング・ダイニングとベッドルームのあいだというこのレイアウトはかなり合理的なのではないかと。
ちなみに、さらに向こう側にもさらにいろいろなスペースが広がってるのかと思ったら、この向こうにみえているのは、鏡に映った手前のスペースでした。
このレイアウト、そう遠くない将来に控える自宅のリフォーム/レイアウト変更を検討する際のアイディアの1つとして、「自宅用」タグをつけてストックしておきたいと思います。
( via SEPTEMBRE )