家を建てる際に、気持ちとお金にほんのちょっと余裕があったら、こんな感じのウォールランプを取り付けられる場所がないかを探してみるというのも宜しいのではないかと。
この木製のアコーディオンアームの壁付けランプ(こういうアコーディオンアームのランプって、シザーランプとかともいうんですかね)、可愛らしくって独特の雰囲気があって、とっても良い感じじゃないですか?
アングルポイズ的なアームランプを壁に取り付けるというパターンは、以前にも、このポストとか、このポストとかで何度かご紹介したことがあるんですけれど、可愛らしさでは今回のこのランプがダントツかなと。
キャビネットをデスクと椅子に置き換えれば、階段脇に素敵なコンパクトワークスペースが出現。
テーブルランプのようにデスクの上のスペースを専有しないというのも良いですね。コンパクトなデスクなんかだと、実用面でのメリットも結構大きいかも。
縮めておいてもそれなりのスペースは取りますので、廊下や、頻繁に人が通るような通路的な場所に取り付けるのはちょっと難しいかもしれませんけれど、そういった場所を避けることを念頭に探せば、取付可能な場所は結構色々と見つかりそうな気がします。
リビング・ダイニングや書斎のコーナー近辺なんかは十分にアリな感じですよね。高めの場所に、アームが少し長めのタイプのものを入れるようにしておけば、将来的に家具や物を置くことになっても大丈夫そうですし。
うちの自宅も、あそこのコーナーにこんな感じの照明を取り付けて、その下に座り心地の良い一人掛けのソファでも置いて、おもむろにお父さん専用のリーディングヌックを作ってみちゃったりして…。
( via TIERLANTIJN )
「内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ
【緩く隔てて使う】リビング・ダイニング・キッチンの脇のベッドエリアとサンルーム
こちらのお宅、スペースの使い方が素敵だなと思ったのでご紹介させていただきます。
40平米程度のリビング・ダイニング・キッチンの一画に壁を1枚立て、フロアを20cm程度高く上げてつつ腰高の収納と組み合わせて、周囲から緩く区切られたスペースを作りまして、
壁沿いには2人で同時に作業ができる横長のワークスペース。
収納の裏側にはベッドエリア。
単身者の1人暮らしや若い夫婦2人のみで暮らすにしても、「リビング・ダイニングからベッドエリアが丸見え」というレイアウトは、来客時などのことを考えるとやはりちょっと抵抗があるという方も少なくないと思いますけれど、こうやってほんのちょっと区切っておくだけでも随分と雰囲気は変わってくると思うんですよね。
ちなみに、一段上げられたフロアの下もしっかり収納として有効活用されちゃってます。
厚さがありませんから、そこまで使い勝手は良くないかも知れませんけれど、面積はそれなりにありますから、布団類や冬物の洋服、たまにしか使わないレジャー関係のものなんかをしまっておくスペースとしては結構便利に使えそうですよね。
しかもこのリビング・ダイニング、向こう側に見えているガラス扉を開けると、
こんな感じのサンルーム的なスペースがあるんです。
これ、なかなか良いアイディアですよね。
この作りだったら、真夏や真冬の、ちょっと屋外に出てのんびり、という感じではない時期でも比較的手軽に半屋外的なスペースとして楽しむことができますし、逆に、春や秋などの気候の良い時期には窓を全開にして季節の移り変わりを全力で楽しむこともできます。
このスペース自体が外部と内部をつなぐ前室的なスペースになってくれて、断熱や省エネ、結露防止なんかにも一役買ってくれるかも知れませんね〜。
こちらが間取り図です。
広さわずか40平米、何の変哲もないワンルームという感じのお宅ですが、区切り方を考えることでこれだけ面白い感じにできるわけで。
それにしても、こちらの「ちょっと大きめのワンルーム的なスペースを区切って、その一画を1段高くして作りこまれたベッドエリア」「サンルーム的なベランダ」 という作り、以前にどこかで同じようなお宅を見たことがあるような気がしまして、過去にご紹介した物件をちょっと漁ってみたところ、1年くらい前にご紹介したこちらのお宅とかなり似ていることに気が付きまして。
と思ってよくよく見てみたら、どちらも同じint2architectureというロシアの設計事務所の手がけた物件でした。ご興味のある方は、こちらの案件もチェックしてみてください〜。
( via int2architecture )