家の中にこんなスペースがあったら良いですね〜。
こちら、実は個人宅ではなくて、オランダ アムステルダムにあるチョコレートショップの中のカフェコーナーなんですけれど、このコンパクトなテーブルと椅子のセット、長く使われてきた家具や道具の持つ独特の存在感がありますよね。
2人分のコーヒーとお茶うけでも置いたら、それだけでもういっぱいっぱいな感じでしょうけれど、この狭さがまた良いかなと。
これだけ近いと、特に会話もせず、お互い思い思いのことをしたり別々の本でも読んでたとしても、何となく相手が考えていることや読んでいる本のシーンの中身まで自然と伝わってきちゃいそうな、そんな距離感で過ごせそうです。
仮にここが自宅のスペースの一画で、すぐ隣にメインのダイニングテーブルがあったとしても、このテーブルで事足りるなら敢えてこっちに座りたくなるような、そんな雰囲気を醸してくれてます。
こんな素敵な空間ですけれど、広さ的にはほんの一畳あれば十分なんですよね。
アンティークの家具とは言わずとも、好みにあった無垢材家具の、長く使えそうなしっかりとした作りのものを、少し時間を掛けて探してくることができれば、やり方次第でこんなスペースを自宅の中に作ることは十分可能なのかなと。
これから引っ越したりお家を建てたりするご予定のある方、ご自宅のダイニングの隣に、こんな感じのカフェコーナーを作ってみるというのはいかがでしょうか?
( via It’s my visual life)
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【小分けエリアの使い方】全部入り超狭小メゾネット
こちら、一見何の変哲もないリビングの一画のように見えますが…。
この不思議な構造物、前面に見えている部分は実は鏡張りの引き戸でして、それをガラガラッと横に開けますと…。
中はこんな感じのワークスペースになってるんです。
デスク以外には本当に椅子1つしか置けない超狭小ワークスペースですが、ちょっとパソコンに向かって調べ物するくらいだったら、このくらい狭いほうが却って落ち着いて作業できそうな気もします。
実はこのお宅、メゾネット形式の2フロア構造のマンションでして、他のスペースも含めて、かなり面白い作りになってます。
1階は、このワークスペース以外はリビング・ダイニング・キッチンとトイレ。
1フロアあたり大体18平方m。2フロア合計で36平方m弱≒11坪、22畳といったところでしょうか。
玄関を開けるといきなりキッチンですが…。
最初の写真のワークスペースの脇の階段を上がっていきますと、2階はクローゼットとベッドルーム、バスルームです。
階段上がってすぐの右手はクローゼット。
奥に進んでいくと、ベッドルームとバスルームがあります。
バスルームといってもバスタブは無く、シャワーと洗面台、トイレだけ。
36平方mというと、僕が独身時代に一人暮らしをしていた1LDKのマンションくらいですので、お世辞にも広いとは言い難いわけですけれど、1つ1つのスペースは小さくても、2フロア構造で、さらにこういう風に色々なエリアに小分けしてあると、結構プライベートな空間も確保できそうな気もします。
もしかすると、若い夫婦2人くらいだったら、普通に2人で住めちゃうかもしれませんね。
このスペースの区切り方や使い方、狭小住宅を建てる場合はもちろんのこと、普通の一戸建てを建てる場合にでも、応用したり参考にできそうな部分があるかなと。
※先週末〜昨日にかけて、サイトのリニューアルを実施しました。お気づきの点等ありましたら、ご指摘頂けますと幸いです。
( via Behance )