このブログでも今までに何度も自転車ラック/自転車置き場関係のネタを取り上げてきてますけれど、かつて無いくらいにシンプル且つお手軽に導入できてしまう自転車ラックを発見してしまったのでご紹介させていただきたいと思います。
こちら、カナダのHURDLER STUDIOSというデザイン事務所が作ったCLUGというウォールマウント式の自転車ラックなんですけれど、かなりいい感じです。
自転車置き場の省スペース化に有効な、車体を壁に立ててマウントできるタイプのラックなんですけれど、パーツがこの上なくシンプルでして。
使用するのは、下の写真のカラフルなマウントパーツと下地用のプラグ、そしてネジのみ。
マウントパーツは、タイヤの太さによって3種類から選択できるようになってます(Sサイズが約23mm〜32mm、Mサイズが約33mm〜42mm、Lサイズが約43mm〜62mm)。
設置場所を決めたら、そこの壁にテープなどでパッケージの箱を貼り付けます。これが穴あけ位置の目安兼穴あけ時に出るカスを受け止めてくれるホルダに。
穴に下地用のプラグを打ち込みまして、
マウントパーツをネジで固定します。
最後にシリコングリップのパーツをはめ込めば、これにて作業完了。
このシリコンのパーツのお陰で、タイヤやホイールに傷が付くのも防げます。
縦置きはもちろんのこと、
通常の横置きにも対応してくれますので、縦横の置き方を組み合わせて、例えば両親の分は縦置きで省スペースにしておきつつ、力の足りない子どもたちの分は横置きで、なんて感じに組み合わせるのもありでしょうか。
取り付ける場所さえあれば、壁じゃなくても大丈夫。
まあ、こんな森に自転車置き場が必要とは思えませんけれど、広いお庭に木が沢山生えてます、みたいな方だったら、洒落で使ってみるのもおもしろいかも知れません。
逆にいうと、穴を開けられる壁が無いと使えないということなんですけれど(Kickstarterに最初に登場した際には、テープで壁に取り付ける方法も記載されていたようですが、現在販売されている製品版にはテープは同梱されていないようです)、以前にご紹介したPILLAR BRACKETと組み合わせることができたら、好きな場所に柱を立てつつ、そこにCLUGで自転車ラックを作ってしまえるわけで、これが最強かも。
ちなみに日本での販売価格は実勢で2,500円〜3,000円前後。コストパフォーマンス的にもかなり優れてる方かなと。
うちの子どもたちも大きくなってきまして、ぼちぼち3人乗り自転車の出番が少なくなってきたので、嫁さんの自転車の買い替え&自転車置き場も家族皆の自転車に対応できるように手を入れてリニューアルしたいなと考えてたんです。
CLUG、かなり有力な候補になってくれそうです。
( via CLUG )
「内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ
【作業エリアのアイディア】通路に面したカウンターテーブルのある明るく開放的なキッチン
このキッチンのレイアウト、ちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
壁に面したメインの作業カウンターと、その向こうにはペニンシュラ型のシンク。
このシンクのカウンター、通路に面してまして、その向こう側はこんな感じの3人がけのカウンターテーブルになってるんです。
よく、「リビング・ダイニングの様子を見ながら作業ができる対面型カウンター」みたいなキッチンがありますけれど、あれって結局のところは、そもそもそれなりの大きさのスペースがあって、「そこを壁で区切らずにカウンターで区切って使う」という話なわけじゃないですか。
そういう意味では、この家のキッチンは、「通路とキッチンの間に壁を作らずに、シンクとカウンターテーブルで区切って使う」という形なわけですけれど、これ、ありそうで意外と珍しいかなと思いまして。
メインのダイニングは当然別に作るとして、4人家族くらいの平日の朝食とか、夜遅くに夫婦2人でお酒でも飲みながらちょっと、みたいなのだったらここでも十分ですし、壁を作らずにこういう作りにすることで、こういったスペースがプラス1つ作り込めるんだったら、これはこれでありかなと。
まあ、キッチンスペースがあまりにオープンになり過ぎとか、そういう問題はあるかもしれませんけどね…。
ちなみにこちらのキッチン、もう1つ良いなと思ったところがあるんです。
それは何かと言いますと…。
キッチンカウンターの一番端に、洗濯機と乾燥機が入れてあるんです。
これ、実は僕のうちも同じような感じになってるんですけど、炊事と洗濯という家事の二大アイテムに同じ場所で対応できるのって、何気に便利らしいんですよね。
奥様も日々やらなければいけないことが沢山あってお忙しいのは当然でしょうし、その上小さいお子さんでもいらっしゃれば尚の事、キッチンで食事の準備をしつつ、合間にランドリーエリアに行って洗濯機を回して、お子さんの相手をして、お子さんに食事を食べさせて、またランドリーエリアに行って洗濯物を干してたたんで…というのが結構たいへんだったりするわけで。
その点、こんな感じに2つの作業エリアが一緒になってると、場所移動をすることなく、どっちの作業も平行して行えるので、何かとスムーズに作業を進められるんだそうで。
これからお家を建てたりリフォームをするご予定のある方で、キッチン/ランドリースペース周りを検討中の方がいらっしゃいましたら、こちらのキッチンを参考にしつつイメージを膨らませてみたりすると、色々とおもしろいアイディアが見つかるかもしれませんよね。
※ランドリースペースがお風呂場や衣類の置き場所とあまりに離れた場所にあると、それはそれでかえって面倒くさいことになる場合もあるかもしれませんので、日々の生活や作業の動線的なものについては十分に確認をした上で検討されることをおすすめしておきます。
( via POCKETPIG DIARY )